「~海と日本のPROJECT~みんなでつなぐ大村湾『里山、川、海の生き物でつなぐ大村湾』」

 2017年10月8日(日)1時から4時の時間に、総合会館大会議室において、「~海と日本のPROJECT~みんなでつなぐ大村湾『里山、川、海の生き物でつなぐ大村湾』」及び、第6回「水辺からのまちおこし広場」が開かれます。今回は、日本財団の「海フェスタ大村湾」の補助事業によるイベントになります。この「水辺からのまちおこし広場」はどこでどのようにして現在に至ったのかを述べさせていただきます。

 きっかけは4年前の、東京代々木で開かれた「いい川、いい川づくりワークショップ」の参加を筑波大学の学生だった坂本君から打診されたのがスタートです。

 最初でしたので、「坂本君、それ、グランプリ取ったら懸賞金が出るのか」といつも年を重ねるごとに根拠のない自信になぜか陥る私の発言。「その時にお金は出ませんけど、出場すれば何かを得られる」と彼の答え。
 何かを得られるのであればとの思いで、東彼杵町役場に出向き、渡邉町長、まちづくり課 松山課長に、行ってもらないかと依頼しました。

 東京まで2泊3日、「こればグランプリを取らねば示しがつかない。」と、3組がエントリー。「県北グリーンクラブ」、「東彼杵清流会」、「まちづくり課」、タッグを組み、グランプリ獲得大作戦を必死で展開しました。
 この時は、私のパートナー国交省職員、中島氏と民間のコンサル会社から2日間通しての強力なバックアップもありましたが、ところが、1回目の予選で3組とも落選。これでは帰れない。地元に、そしてお世話になった方々に申し訳ない。そう思うと、がっくり。でも敗者復活戦で、63組中、4番目の票を集めました。まあいいかと思いましたが、その後で、大きな副産物が出現してきます。


(第6回いい川・いい川づくりワークショップでの発表・・東彼杵の水辺の活動を発信)

いい川・いい川づくりワークショップ実行委員会らの総評

私達3組で助け合い、必死でグランプリを目指す、その熱い姿を見られて、筑波大学「人と川ゼミ」、日本河川流域再生ネットワーク「JRRN」との基盤が出来ました。(この基盤は後で大きなネットワークへと発展しました。)そして、ここから東彼杵町の受託研究がスタートし、それが第6回、今回の「水辺からのまちおこし広場」の4年目にかかるムーブメントに続いています。


(彼杵おもしろ河川団夏合宿)


(秋調査)


(第1回水辺からのまちおこし広場)

彼杵おもしろ河川団 池田 健一

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