傾斜版設置状況(後)の確認をしました

日時:2019年5月11日
目的:傾斜版設置状況(後)の確認
参加者:池田団長、中島さん、荒巻陽介、荒巻の子(大輔)
内容:

 彼杵川の傾斜版設置状況を確認しました。 傾斜版の設置は完璧でした。串川の傾斜版よりも勾配が小さく、水の厚みもあって遡上しそうな感じです。

 傾斜版を設置した堰の上下流を確認しましたが、アユはみつかりませんでした。また、カッパ公園前の堰下まで調査しましたが、やはりアユはいませんでした。

 今年はアユの遡上が遅い?? ちなみに、傾斜版を設置した堰の周辺ではオイカワ、ムギツクなどの魚類を確認しました。

New傾斜版の作成・確認をしました

日時:2019年5月1日
目的:New(令和式)傾斜版の作成・確認
参加者:池田団長、中島さん
内容:彼杵川に設置予定のNew傾斜版の作成状況を確認しました。
前年度までの実験結果を踏まえ、水が集まりやすいような工夫がされています。

「大村湾の恵みを育むワークショップ」を開催しました

 平成31年2⽉3⽇(⽇)9時30分〜12時30分、東彼杵町総合会館⽂化ホール(グリーンハートホール)にて彼杵おもしろ河川団とその仲間達がこの一年間取り組んだ活動を「大村湾の恵みを育むワークショップ」として発表させて頂きました。

 渡邉悟町長のご挨拶の後、「森を元気に! 間伐材を活用した薪ストーブ」と題して、元気な川と美しい海を守るための森づくりの活動をまずは報告。
 続いては、人と自然、人と人がつながる水辺づくりの活動紹介として、アユの遡上改善、休耕田を利用した水源涵養の一環でのドジョウ養殖、川の探検団などを報告しました。

 ここで発表は一旦お休みし、水辺の歌広場として「東彼杵グリーンハート児童合唱団」によるステージがスタート。「スナメリのうた」「東彼杵ラプソディー」「手をつなごう」の素敵な三曲が披露されました。

 そして後半の発表セッション「山を駆け、川に触れ、海と戯れ 大きくはばたけ彼杵っ子!」では、彼杵小学校による川での総合的な学習の取組、

やまだこども園との川遊び、

またカヌー教室についてこの一年の活動を紹介。

 長崎大学の呉屋教授、長崎よか川交流会の兵働会長よりワークショップを総括しての講評を頂戴した後、彼杵おもしろ河川団の今後の活動を寸劇で紹介し、河川団顧問の坂本先生より閉会の挨拶を頂きワークショップを無事に終了しました。

 平成30年度一年間の活動でもたくさんの方々にご支援を賜り、本ワークショップを通じてその成果の一部をご紹介できたことを嬉しく思います。引き続き、大村湾の再生という大きな夢に向けて、できることから一歩ずつ前進していきます。

彼杵おもしろ河川団一同

水辺に寄り添う町 東彼杵町

 17年前、東彼杵町に「いこいの広場ドッグランコート」を作りました。人と犬とのふれあいの場としての新たな試みでした。当時の産業振興公社「いこいの広場のキャンプ場」の使われない野っぱらに、当時の産業振興課課長(現首長)や当時の公社の職員の方々と、知恵と勇気を振り絞り完成。今でも成功例の一つだと自負しています。

 カスタムプロ・ホワイト「答えは風の中」VOL.20(スローライフの神髄に触れる キャンプ場) をご覧ください。中心メンバーは数々の体験を重ねながら高齢になってしまいましたが、この町を元気にした有志たちです。

 私は、アウトドアフィールドで遊ぶ子ども達や大人の方々が、他のどこにもない当町の地域性である「波しずかな大村湾」「流れの緩やかな川、彼杵川、千綿川」で、楽しんでもらえるよう、以下の3つの展開を行っています。

①「水辺に寄り添う町」

 10年以上、地元や町外の多くの方々と進めて勧めてきたムーブメントを、何か一言で言えないかと考えぬき「水辺に寄り添う町」という言葉にまとまりました。

②「一流の田舎」 ③「関係人口」

  地元親和銀行「ふるさと振興基金」をいただきました際にご提案いただいた「一流の田舎」のロゴデザイン。「そのぎ茶日本一」「くじら文化」「海辺を走るシーサイドライナー」等のエッセンスの入っり見事なものが出来上がっていました。「さすが親和銀行!」と感動しました。

 このデザイン看板はふるさと振興基金の一部を使い「スタンディングボード基地」に設置をいたします。それが100倍になるのか、それは今後の「知恵」と「勇気」と「創造力」次第と思っています。必要なのは少しの「一歩踏み出す勇気」かもしれません。その拡大の答えが「関係人口」と思います。

 観光、レジャー、アミューズメントなどの内容を問わない自由な空間、それが元気な町「東彼杵町」です。

彼杵おもしろ河川団団長 池田 健一

傾斜版設置予定箇所の確認

日時:2019年3月2日
参加者:池田団長、中島さん、荒巻、(設置してくれた業者さん)
内容:彼杵川の傾斜版設置予定箇所の状況(高さ、形状など)について確認しました。

 傾斜版の設置予定箇所は、大きいところで高さ約1mの落差がある取水堰で魚道が設置されておらず、これまで魚類が遡上できない状況でした。

 ここに、串川で成果が出た傾斜版を設置することでアユをはじめとした魚類の遡上を助けます。

 

親和銀行「ふるさと振興基金」をいただきました。

 2月27日(水)親和銀行様から「ふるさと振興基金」をいただきました。

 当日は教育委員会、まちづくり課の皆様が同席され授与式が行われました。

 いただいた「ふるさと振興基金」30万円は、スタンディングボード(写真)3艇と、「一流の田舎、水辺に寄り添う町、東彼杵少年少女河川海洋クラブ」のデザイン看板設置の資金に充当させていただき、子供たちが水辺に親しむ機会をつくっていくのに活用したいと考えています。

 東彼杵町のwebサイトで近日中にご案内させていただきますのでお楽しみに。

 東彼杵町ホームページ⇒

「スナメリの唄」新バージョン発表

「大村湾の恵みを育むワークショップ(2019/2/3 ) 」におきまして、彼杵おもしろ河川団会員の藤澤克次氏作曲の「スナメリの唄 新バージョン」が、東そのぎグリーンハート児童合唱団(歌)により披露されました。

 

作詞:江崎博子、藤澤克次 作曲:藤澤克次
編曲:井上Kan 企画:彼杵おもしろ河川団

「大村湾の恵みを育むワークショップ」を終えて

 2月3日(日)の「大村湾の恵みを育むワークショップ」は1年半前に福岡大学で開催された「いい川・いい川づくりワークショップ」での敗戦からスタートしました。

「グランプリをとるぞ!」と意気込み参加しましたが「社会科の教室」に入るつもりが・・・間違って「理科室」に入ってしまい「何か違う…」と思っているうちに終わってしまいました。ですが、それは天の与えてくれた“チャンス”だったのだと、今思います。

 あの時の意気込みが「よし!今度は、地元、東彼杵町で成果を残し続けていこう」という想いがこのイベントに繋がったのです。

 第一回目となる「大村湾の恵みを育むワークショップ」は大過なく実施することができましたが、いくつかの問題点がありました。団長として反省し来期は「参加して良かった!」と言っていただける発表になるようにいたします。

  1. 4年前の九州のワークショップの際、彼杵小学校4年生チームに発表してもらい見事グランプリに輝きましたが、今回は発表時間を確保できなかった。
  2. 「彼杵おもしろ河川団」の皆さんの発表は、あくまで会場の皆様のためにすべきだった。「自分たちのチーム」「発表者」に視点が偏り来場者に伝わりにくかった。(これも団員間での十分な話し合いをしなかったことが原因)
  3. 3つのショートストーリーの中で「アユの遡上」についての発表は良かったのですが「おもしろ河川団のこれから」を発信する場面でのショートストーリーは打ち合わせと役割分担が明確でなく練習不足であった。
  4. 地元の園児たちと一緒に行った活動では、その集大成として子ども達と一緒に発表することに挑戦しましたが、活動の趣旨や成果を来場者の方々への伝え方が不十分だった。
  5. 少しでも多くの地元の方々に彼杵の自然の素晴らしさ、自然とかかわる楽しさなどを発信できればとの想いがありましたが、来場者が少なく伝えられなかった。

 このような反省点はありますが今期は多くの新しい取り 組みを行い大きな成果を出すことが出来ました。来期の計画を考えるにあたり、まずは無事にワークショップを終えられたことにホッとしています。

 今回のワークショップ実現に向けては多くの方々にご協力いただきました。この場を借りて心より感謝申し上げます。

 本当にありがとうございました。

「彼杵おもしろ河川団」はこれからも元気に活動を続けていきます。東彼杵町の皆様、次回は、“楽しく・わかりやすく・来場者のため”のワークショップを目指します! 今後も応援よろしくお願い致します。

文・団長 池田健一
写真・ 加瀬川哲文・坂本貴啓

彼杵おもしろ河川団 年頭ご挨拶

 あけましておめでとうございます。
 昨年は「彼杵おもしろ河川団」の皆様にはお忙しい中、ご遠方から応援していただきありがとうございました。おかげさまで、念願のアユの遡上、学校林の間伐材に関する活動、紙芝居の制作、七夕コンサート、わくわく どきどき ちびっこ川の探偵団の活動や東彼杵・川の探検団のイベント開催、広報誌の作成など新たな取り組みを行うことができ、たいへん実りある年になりました。ご協力をいただきました皆さまには心より御礼申し上げます。

 さて、昨年の12月1日、総合会館2階で日本財団の活動報告会が開かれました。

 その時に本年の2月3日、600人収容のグリーンハートホール、せめて半分の250人の方に来ていただくために次の点について話し合いが行われ、

 その席で「どうすれば集まるのだろうか?」と誰かが言い出し、そこからドーンと構想が広がりました。

  1. 子供たちにわかりやすく、彼杵の自然の良さを伝える。
  2. 「大村湾のめぐみを育むワークショップ」を成功させる。
  3. 東彼杵町の町民憲章「太陽と、緑と水と、さわやかな空気」を守り抜く。

「フルカラーで解りやすくポスターを作り子供たちに伝えよう」「よし、それを5000枚作ろう!」、期限は、ポスターの印刷所発注〆切12月20日、が決定しました。

 そしていつものやるときはやる「7人の侍」が集結し、短期決戦で実行することができました。

 どういうノリで集結したのかはスマホかパソコンで覗いてみて下さい。検索キーワードは「団塊は資源」です。

  • 団塊は熱……そこにいるだけで、周りの空気が濃くなる。
  • 団塊は数……バラバラに見えて、たちまち集結する。
  • 団塊は波……引いたかと思えば、又寄せてくる。
  • 団塊はエネルギー……きっと団塊は死ぬまで退場しない。

(宝島社の2006年5月16日朝日新聞の全面広告)

 彼杵おもしろ河川団の「7人の侍」とは町内の70歳前後3人、と町外の80歳~30歳の4人。なぜかやるときはやる「熱い男女」です。

 なぜそんなに熱くなれるの?その答えはカスタムプロホワイトの「答えは風の中」の7年前のブログVOL47「かっこいいとはこういうことさ」に述べさせていただいたことを思い出しました。

 そのブログの中で、熱意は心を寄せる伴侶や家族に「カッコいいだろう、そうつぶやきたいだけかも知れません。」と伝えました。ただそれだけかなと思っています。

 今回の投稿は12月23日、午前6時30分「千綿駅の歌を作る会」のメンバーがキャンピングカーの車内で、暖かいコーヒーを入れ、4人で2時間程のたわいもない雑談をした内容です。

 今年は7人の侍が、15人に広がることが目標です。
「太陽、緑、水そして爽やかな空気」の東彼杵町のために皆様のご協力をお願いいたします。

平成31年 元旦
池田 健一

「太陽、緑、水そして爽やかな空気」に寄せて

20181105 彼杵おもしろ河川団へ寄稿

 はじめに、当方の少年時代、60年ほどさかのぼり、お話をさせて頂きます。

 少年の頃は目の前に千綿川、そこに続く大村湾に沿った水辺の町、長崎県東彼杵町千綿宿郷で70年を過ごし、現在は生家を見わたせる小高い丘の上の家で家内と二人、小さな庭にオリーブやハーブ、モチノキを植え、毎日大村湾と千綿川と町並みを見ながら、東彼杵町首長としての仕事を、私なりに前向きに努めさせていただいています。
 
 少年時代の思い出は今も鮮明に蘇ってきます。
 学校から帰り、家畜である牛を目の前の川の水辺に引いていくと、水浴びをさせた時の「牛の嬉しそうな目」。朝から夕方まで川や目の前の海、大村湾で魚やサザエを採ったり、海岸での焚き火をして食べたりしたこと。

 川や海で泳ぎすぎて唇の色がなくなり、熱い小石を唇に当てていた。
 少年の頃の思い出は宝物として心の中に締まってきました。でも、その思い出を少しづつ引き出して行きます。原点に戻るきっかけとして。

 東彼杵町の行政マンとして、40年近くを勤めさせて頂き「何かを残そう」と思い、首長として8年目になりました。この8年間はまさしく試行錯誤の8年間でしたが、具体的な老人福祉、教育、防災問題等の守るべき課題は押さえつつ、首長として東彼杵の活性化にどう取り組むのか、悩み続けてチャレンジした結果、

 東彼杵町町民憲章「太陽、緑、水そして爽やかな空気」

 の基本理念に立ち帰ることを、町民の方との雑談の中で再認識し原点に戻って考えてみました。

 山と川と海(大村湾)の距離が5キロメートル前後と、コンパクトに圧縮された安全な水辺の風景が、当町には広がっています。これは、長崎県の他の自治体にはない東彼杵町の特長です。そこからの具体的な取り組みを考え続けたところ、鮎の遡上を原点として「川を 森を 大村湾を守ろう」と10年以上元気な活動を続けておられる市民団体「彼杵おもしろ河川団」の方々と知り合いました。対等なお付き合い、そして、肩書きを取り払ったラフなお付き合いを長い間続け、団員の方々との話の中からヒントを引き出してきました。

 このような地域の方々との談話から、心の中にしまい込んでいた「少年時代の思い出の宝箱」が開き、忘れかけていたこの町の風景が蘇ってきました。

 白黒テレビで見ていた「忍者部隊月光」「仮面の忍者赤影」などに登場する「水面をスイスイと立って渡るアメンボウ人間」の映像。私の60年前の記憶。この頃、ふと見たテレビ番組でスタンドアップパドルボートを拝見しました。
「よし、少年の頃の思い出が、この町の元気に活用されないか」
 それから、10月4日。人口5千人の町、北海道のニセコ町へ出張した時、カナディアンカヌー、スタンドアップパドルボート、釣りなど、水辺の遊びに官民一体となり前向きに取り組む、活気のある町に感動しました。

 町民の方々、自治体関係者、地域のNPO団体、森林、山とのつながり・・・
 ニセコ町の人と風景に実際ふれてみて、北海道と九州と、場所や風景は異なりますが、東彼杵の原点・基本理念に返って、当町のこれまで、そしてこれからの取り組みも、ニセコ町同様に、大きな町の活力を引き出せると確信しました。
 
 ニセコ町では、「イワナを守る」活動が30年もの長い間続いており、その現場も視察しました。とても尊敬に値する取り組みでした。  
 このことを町民の方に帰って説明すると、「彼杵おもしろ河川団」のスタートも「鮎の遡上」であり、「水辺の生きものとのバリアフリーを目指す活動からですよ」と、ニセコ町に通じるお話を聞くことができました。生き物との共生を目指す「彼杵おもしろ河川団」という当町の市民団体は、人と人とが繋がり、大きな人脈が拡がり、幅広い活動組織になっていったようです。私も、河川団の方々を通じて、10年以上、水辺の活動に関わってきました。
 
 このような中で、わたしなりの思索が「忍者部隊月光の水わたりの術」からスタンドアップパドルボートに繋がりました。「これはいい!早速広めよう!」と河川団の方々と話が弾み、今、できるだけの相互協力体制のもとで「東彼杵町少年少女海洋クラブ」を作ろうという計画が具現化しつつあります。
 
 人生100年の時代。70歳になっても少年の頃と変わらぬ好奇心に心動かされ、行動し、それを「町の活性化にまで生かして行こう」と思いを共有する・・・ そんなチームが私の周りには、確かに実在しています。
 
 最後に・・・少年時代の思い出を皆様に共有していただき実現に向かって努力出来る喜びを感じています。関係される皆様、今後ともよろしくお願いいたします。

平成30年11月20日
東彼杵町長 渡邉 悟

第1回“どきどき わくわく ちびっこ川の探検団” ~子どもたちとの振り返り 編~

 8月18日(土)、やまだこども園の年長クラスの子どもたちを迎え、第1回目の“どきどき わくわく ちびっこ川の探検団”を開催することができました。当日は、厳しい暑さもあり、限られた時間での活動となったため、川遊びの後に子どもたちとお話をする時間がとれませんでした。
 私たちは、反省会をしながら、自分たちの準備、当日の動きなどを振り返り、次の活動に向けた改善点をまとめる中、「参加してくれた子どもたちの声を聴きたい!」と思い、後日、改めてやまだこども園を訪問しました。

日時:平成30年9月12日(水) 10:00~15:00
場所:やまだこども園 年長クラス保育室

1. 教室へ・・・
 給食までの時間は、子どもたちと一緒に自由遊びを楽しみました。年長クラスの保育室に入った瞬間、「うわ~」と驚かされた私たち。保育室には、子どもたちが描いた、川で出会った生き物の絵が飾られていました!
 川に入る前は、魚の名前や川の様子が曖昧だった子どもたちは、8月の活動を通して、「あゆ」「かわむつ」等の名前を覚えたり、川には石がゴツゴツしていてその陰には生き物が隠れていたりすることを知ったようで、作品からは子どもたちの発見や学びが感じられました。

2. 実は・・・・・
 8月18日の活動後、園の先生方が話し合われ、8月8日の導入部分にだけ参加してくれていた年中クラスの子どもたちを川に連れていく計画を立てられました。(私たちもお手伝いできれば良かったのですが、それは叶いませんでした…)
 安全面への配慮を十分に行われ、一度経験した年長児と年中児がペアとなり、そこに保育者が1名つく体制をとられたようです。また、一斉に川に入らず、時間を区切って少人数のグループで順番に川遊びを楽しんだことも教えてくださいました。
 保育室に飾られていた子どもたちの絵は、その活動後に、生き物を観察しながら描かれたものでした。

3. 子どもたちとの振り返り
 一緒に給食を食べた後、担任の先生にお時間を頂き、子どもたちの絵を鑑賞しながら、“ちびっこ川の探検団”の振り返りを行いました。言葉で表現することは難しかったり、恥ずかしかったりする子どもたちも、自分が描いた絵を見せながら様々な感想や気づきを精いっぱい伝えてくれました。

「川の水は冷たかった~。」
「お魚が〇匹もとれた~!」
「ゴツゴツしてたよ。」
「お魚さん、小さかった~!」
「ナマズはヌルヌルしてたね~。」

 
 また、18日の川遊び後に、年中さんと一緒に行った時の様子も私たちに教えてくれました。
「年中さんとどんな話をしながら遊んだの?」と尋ねてみると・・・

「魚はね、石の陰とかにおるよって。」
「バシャバシャ歩いたら魚が逃げるけん、そーっと歩かんばとよ!って言った。」
「川に入って泳いじゃった。」

とたくさんのお話を聞かせてくれました。子どもたちの話す内容や表情から、川の中で思い切り、のびのびと遊ぶ姿が想像でき、18日に恐る恐る川に入っていた様子からの大きな変化も感じられました。

4. まとめ
 活動の振り返りをした後は、子どもたちと一緒に大切なことをオサライしました。
 川遊びでゴミを見つけた子どもたちは、『ゴミを捨ててはいけない』、『ゴミを見つけたら拾う』ということにも気づいてくれたようです。「どうして?」と尋ねると、「川が汚れて、魚たちが苦しいから!」と答えてくれた子どもたち・・・・

「川(環境)を大切にすること」

「そこに暮らす生き物を大切にすること」

 大好きな友だちや先生たちと一緒に、川(自然)を楽しみ、生き物と触れ合い、“どきどき ワクワク”の川遊びを体験しながら、子どもたち自身が気づいたことは、楽しかった思い出と共に、きっとこれからもずっと、子どもたちの心に残っていくのではないでしょうか。

西九州大学短期大学部 津上ゼミ
江口・森山

彼杵式鮎傾斜板 Ver8

 串川でアユの遡上が確認されましたが、今後さらにアユの遡上の効率を改善しようと ㈱イデヤの荒巻氏と池田団長が彼杵式鮎傾斜板の改良を検討しました。
 来期は次のようなものを製作しようと考えております。

彼杵式鮎傾斜板 Ver8 仕様

 水量が少ない時でも鮎が遡上しやすいよう、流れが中心部に集まるように傾斜をつけました。両側の傾斜角は30°にしています。ヨコエビやドジョウ、ウナギなどの生き物が登りやすくなる効果も期待できます。

 彼杵式鮎傾斜板 Ver7で採用した段差は効果が目視で認められなかったので廃止しました。またネットの貼り付けは耐久性がないので取り除き、15mm✕15mmの水流制御段を取り付けました。

 全長、幅、長さ(角度)はこれまでと大きな変更はございません。

おめでとうございます!!串川アユ堰上流で発見!!

皆さま  こんにちは。会員の荒巻です。

8月25日(土)に池田さんから「串川の堰(傾斜版設置個所)より上流側に、どうもアユらしきものがいる。今朝、林さん、宮川さんと捕まえにいったが獲れなかった」との連絡をもらいました。

正直「まさか?(カワムツの見間違いだろう?)」と思いましたが、和田さん、五十嵐さんより串川の堰下(傾斜版設置個所より下流側)に多数のアユがいたことをご報告いただいていたいましたので、万が一?と思い、投網と息子を持って現地に向かいました(嫁さんより「子供とどこかに出かけてこい!」という指令もありましたので…)。

串川の堰(傾斜版設置個所)上流約50mの橋の下で粘ること約1時間、ようやく1匹のアユを捕獲しました(アユを捕獲したのは、写真に写っている橋のさらに上流側です)。

全長は約14cm、やや小ぶりですがきれいなアユです。このほか、恐らくあと1匹は現地にいたようです。

今回のアユの確認で、「池田団長、中島さん、和田さん、坂本くんが数年取り組まれてきた”傾斜版”を利用して、アユが堰(しかも高さ1mもの落差)を遡上したことが実証」されました。長年の目標が一歩達成されたということです。

今後は、傾斜版の遡上効率(何匹中何匹が遡上できたか?)などを検証していく必要はあると思いますが、まずは目標達成「おめでとうございます!」。

この後、林さん宅のドジョウの状況を確認しました。結果は追ってご報告します。

第1回 “わくわく どきどき ちびっこ川の探検団” IN 彼杵川

 8月18日(土)の午後、気持ちの良い青空のもと、地元の「やまだこども園」の年長児を迎えて、第1回 “わくわく どきどき ちびっこ川の探検団”をついに開催することができました。
 “わくわく どきどき ちびっこ川の探検団”とは、1つ上の先輩方が、幼児期の子どもたちの自然体験活動の一つとして「川」に着目され、安全面の問題などから日頃の保育にはなかなか取り入れにくい「川あそび」の実現を目指して取り組んでこられたものです。
 先輩方が作られた教材などを引き継ぎ、今年度、初めての「川あそび」を行うことができました。当日の様子をご紹介します。

1. 導入~お約束
 初めに、8月8日に一緒に遊んだ「はじまるよ~彼杵川Ver.~」の手遊びを楽しみ、歌の最後に出てくる「“彼杵川”はここだよ。知っていた?」と、子どもたちが地元の川に目を向けられるような導入を行いました。楽しく元気に手遊びをしながらも、子どもたちは目の前を流れる川に興味津々です。「早く川に入りたいな~。」という子どもたちの心の声を強く感じながら、できるだけ、短時間でわかりやすく話すよう心掛けました。

 



【お約束】
⓵決められた場所で遊ぼう。(飛び石の向こう側には行かない。)
⓶走らない。
⓷石などを投げない。
⓸危ないとき、大変な時は、大きな声で誰かを呼ぼう。
*子どもたちが注目しやすいように、イラストで示しました。

2. 川の中には何がいるかな?
 2人1組になって、子どもたちはいよいよ川の中へ!それぞれのペアに学生がついて、一緒に川遊びを楽しみました。
 川に入る時には、緊張した表情の子どもたち。水に足を入れた時のヒンヤリとした感触に少しビックリしながら、恐る恐る川の中を歩き始めました。

 



網を持って、一生懸命お魚を追いかける子ども。
川の中の石ころを楽しそうに集めて回る子ども。
すくった魚を得意げに見せてくれる子ども。
初めはなかなか水と近づけなかったけれど、慣れてくるとペットボトル水中メガネで夢中になって水の中をのぞく子ども。
ライフジャケットを着て、流れを感じてみる子ども。
お風呂のように浸かって、ゆったりとした時を過ごす子ども。
楽しそうに川の流れに逆らって歩く子ども。

 





 思い思いに川の中を動き回る子どもたちの姿がキラキラして見えました。私たちが準備したのは、道具のみ。それらの道具をどのように使うのか、川の中でどのように遊ぶのか・・・・・。全ては子どもたち次第です。私たちは、子どもたちの主体性を大切にしながら寄り添い、その中で、子どもたちから様々なことを教わりました。慣れてくると、川の中を逞しく歩き出す子どもたちの順応性には大変驚かされました。生き生きと楽しそうに遊ぶ子どもたちの姿・・・・忘れられません。

3. 小さな川の水族館
 川の生き物が水槽の中にいっぱいになったところで、皆水から上がって少し休憩。同時に、「小さな川の水族館」と題して、この日捕まえた川の生き物たちを全員で観察しました。ここは、専門家の力をお借りして、団員の坂本さん(筑波大学OB)と筑波大学白川研究室の方が子どもたちに、わかりやすく、川の生き物の名前や特徴を教えてくださいました。

 これは、私たちだけでは成り立たなかったプログラム。様々な領域の専門家ネットワークが実現しているこの団体だからこそで、大変有難く思いました。8月8日、保育室で「川の生き物を知ってる?」と問いかけた時には、「クジラ」「サメ」「イカ」と答えてくれた子どもたちが、カワムツやオイカワなどの名前を覚え、大きな声で何度も言ってくれました。

 また、この日の午前中には、団員の林さんが、彼杵川で大きな“ナマズ”を捕獲してくださり、子どもたちも私たちも、なかなか出会うことのない“ナマズ”も間近で見ることができました。

4. お魚さんたち元気でね!
 「今日捕まえたお魚さんたち、どうしようか?」という問いかけに、子どもたちは、「お家に返す~」と大きな声ではっきりと答えてくれました。「そうだよね。みんなもお家に帰れないと寂しいよね。お家に帰るとホッとするよね。」ということで…全員でお魚さんたちを川に戻しました。子どもたちは、お気に入りの生き物をすくい、小さな手で優しく川に返してくれました。
 「元気でね~」
 「また会おうね~」
と、川の生き物と会話しながら、リリース会を行いました。

  

5. まとめ~今日のことを忘れないでね。~
 最後は、8月8日と18日の2日間、川や生き物のことを一生懸命に考えてくれたこと、私たちと楽しく遊んでくれたことに「ありがとう」という想いを込めて、私たちからのプレゼントを渡しました!お魚さん型のメダルと、お魚さん風船。
「これを見たら、今日のことを思い出してね。」
「お家の人に、このお魚さんを見せて、今日のことをお話してあげてね。」
「時々、お魚さんたちに会いに来てね。」
と声をかけながらお別れです。子どもたちは、喜んでくれたようです。

 

最後に全員で集合写真を撮りました。子どもたちはお疲れ気味の表情ですね・・・。暑い中、来てくれてありがとう!



 このイベント開催におきましては、彼杵おもしろ河川団の皆さん、町の役場の方々に大変お世話になりました。準備段階では、各専門分野からの貴重なご意見を頂き、また、当日も強力なサポートを頂き、心から感謝しております。本当にありがとうございました。
 何より、この活動に快くご協力くださっている「やまだこども園」の先生方、子どもたちにも感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございます。

 今回は、初めての開催ということもあり、たくさんの反省点、課題が見つかりました。次の開催に向けて整理し、改善しながら、より充実したものになるよう、全員で考えていきたいと思います。

西九州大学短期大学部 今神・渡辺・吉田

「東彼杵の海の風景」

音琴の浜

静かな、小さな音琴の浜。
シュノーケルをつけて海に入る。初めて泳ぐ場所だけど、この海を熟知している池田さんと一緒なので大丈夫。
水面下をのぞいてみると、目に飛び込んできたのは魚の群れにウニや貝。
足が届くくらいの浅い場所なのに、こんなに生き物がたくさんいるなんて!
すぐに夢中になってフィンを動かすと、エイやハコフグ、カワハギなど、水族館でしか見たことのないような魚たちを次々に発見.そのたびにシュノーケルをくわえたまま,声にならない叫び声をあげる.
あぁ,なんて素晴らしい海!

彼杵川の河口

翌朝,彼杵川の河口に連れてきてもらった.
池田さんが活動を始めるきっかけとなった場所だという.
そこは,川が海につながっていることを間近に見ることができ,また大村湾が一望できる,大変美しい場所だった.
美しいと感じたのはおそらく,音琴の浜で海の中の美しさを既に見ていたことと,この風景を大切に思っている池田さんと一緒に訪れたからだと思う.
ここにきて,池田さんがずっと語ってこられたことが,すとんと腑に落ちたのだ.
この風景の素晴らしさを皆に知ってもらいたい,そして川と海との健全なつながりを再生させたい.その思いに共感した.

彼杵海水浴場

すぐそばに見えた彼杵海水浴場は,人気がなくひどく寂しげに見えた.
音琴の浜もそうだった.
音琴の集落は、私の祖父母の家(海が近く,夏休みは毎日のように海で泳いでいた)の風景に似ていて、初めて見たのになぜか懐かしい場所だった
私の小さな頃の海の体験は、今でも私の中にある。東彼杵の海も、地元の方々にとってそんな場所であってほしいと思った.

川の景観デザインアドバイザー
鶴田 舞

「東彼杵・川の探検団」釣り教室

 今年からスタートした「東彼杵・川の探検団」のイベントの中で行われた、釣り教室をレポートいたします。

 この企画は彼杵小学校の子どもたちに彼杵川のカッパ公園で釣りを楽しんでもらい、川に親しんでもらおうと「彼杵おもしろ河川団」が実施したものです。

 釣った魚は生け簀に活かし、午後からの幼児教育の時間の中で、魚の観察を行ってもらった後、放流を行いました。

 筑波大白川ゼミの中村さん、片岡さんと西九州大学短期大学部の学生さんが釣り指導の応援をしました。

 釣りの注意事項や釣り方などの説明をする間もなく、気の早い子供たちがどっと集まり、次々に魚を釣り始めます。

 エサのミミズを触るのが苦手な人はオキアミでもオッケー! 魚にとってミミズは雨の時に川に流れてくるご馳走。でもオキアミは海の生き物だから川の魚はオキアミを知らないはず。でも釣果はミミズもオキアミも変わりませんでした。

 遠くから応援にかけつけていただいた鶴田さんも粘り強く頑張って大きなカワムツとオイカワが釣れ大喜びでした。

 わずか1時間で生け簀の中は釣った魚でいっぱいに。次回は食育もできそうです!

 これからも釣りを通して環境を守ることの大切さ、川遊びの注意点、川の生き物と命のことをたくさんの子どもたちに伝えていきたいと思います。

「東彼杵・川の探検団」イベント終了

 8 月18 日(土)彼杵川カッパ公園 階段下広場で「東彼杵・川の探検団」が開催されました。
 ご参加いただいた皆様、応援・ご協力くださいましたスタッフの方々、たいへんありがとうございました。詳しくは近日中にレポートいたします!

速報!串川 傾斜板魚の遡上確認

 和田氏から串川に設置した傾斜板の下にアユらしき魚がいるとの情報を受け、8月20日午前9時半ごろ池田団長、坂本先生が確認に行ってみました。するとたくさんの魚(アユかどうかは不明)が傾斜板の下に群れていました。

 カメラを向けると警戒して傾斜板から遠くに逃げてしまいましたが、遡上のタイミングを待っているようでした。白川ゼミチームが現地に入りましたので後日レポートいたします。

やまだこども園の子どもたちとの交流&設定保育

 8月8日(水)、ゼミ生11名で東彼杵町の「やまだこども園」に伺い、8月18日(土)の彼杵川での川遊びを前に、子どもたちに自然環境や生き物に少しでも興味を持ってもらうこと、また、活動を通して身近にある彼杵川に目を向けてもらうことを目的に、年中・年長の子どもたちと交流させて頂くことができました。その時の様子をご紹介します。

日 時:平成30年8月8日(水) 10時から13時
場 所:認定こども園 やまだこども園 ホール
参加者:やまだこども園の年長児・年中児、理事長先生、園長先生、深草先生(主幹教諭)、年長クラス担任、年中クラス担任

●ねらい
1.生き物や生き物の住み家など、自然環境の大切さに気付く。
2.8月18日(土)の活動に期待を持つ。

●主な活動
「魚釣りゲーム」をする。

●保育の展開
1.自己紹介
 園長先生や深草先生にご紹介いただき、子どもたちの前で挨拶をしました。初めて会う子どもたちや先生方の前に立ち、非常に緊張しました。

 私たちの緊張が子どもたちにも伝わってしまったようで、子どもたちも初めは様子を伺っているような雰囲気がありました。



2.導入(手遊び)
 1つ上の先輩方が作った、「はじまるよ~彼杵川Ver.~」を子どもたちの前で披露。ドジョウやアユ、ナマズ、カニ…生き物の特徴などについても少しお話しながら、川の生き物が出てくる手遊びを子どもたちは楽しんでくれました。

3.好きな生き物を描いてみよう!
 「手遊びに出てきた生き物以外に、どんな川の生き物を知っているかな?」という問いかけに、「クラゲ」「クジラ」「タコ」「サメ」と元気よく答えてくれた子どもたち。海に住んでいる生き物、川に住んでいる生き物について、それぞれお話しながら、“お絵かきタイム”へ!学生と会話しながら、思い思いのカラフルでパワフルな絵を楽しそうに描いてくれました。

「アメンボってどんなになってるっけ?」という子どもの質問に、学生がなかなか上手く答えられず四苦八苦する場面もありました。生き物についての知識も必要なことに、あらためて気づかされました。



4.紙芝居

 1つ上の先輩方が作られた絵本を紙芝居にして、子どもたちの前で初披露。「つながる~ぼくたちの住む町~」というタイトル。土砂崩れで避難した主人公が、避難所で「ぼくたちには目や耳や口があるけど、話すことができない魚たちはどうしているんだろうか…」と、川の生き物に思いを寄せるストーリーで、読み終わった後、「土砂崩れが起こった川や、ゴミで汚れた川に住む生き物たちの気持ちはどうだろうか?」と問いかけると、「助ける!」と勢いよく答えてくれる子どもや、「かわいそう」と生き物の気持ちになって考えてくれる子どもたちがいました。

 どうしたらきれいで穏やかな川を守ることができるのか、子どもたちと一緒に考える時間となりました。

 



5.魚釣りゲーム

 8月18日には、近くの川に暮らす生き物に一緒に会いに行くことを子どもたちに伝えると、ニコニコ笑顔が見られました。「18日には、本物の魚やカニさんに会って触れることができるけれど、今日は皆が描いたお魚さんを楽しく釣ろう!」ということで…“魚釣りゲーム”へ!川に見立てたビニールシートの周りで釣りボウズ?!・・・そんなことはなく、皆楽しくお目当ての魚を釣り上げました!



6.魚を“お家”に返してあげよう

 8月18日のリリース会をイメージして、「釣ったお魚はお家に返してあげよう!」と、大きな川にお魚さんをペタペタ貼ってお別れ。子どもたちが描いた色とりどりな生き物たちが、川で元気に泳いでいる様子が表現されました。

7.まとめ
 この日の活動を通して、川にはたくさんの生き物が暮らしていること、川の生き物やその住み家を守ることが大切なことを一緒に振り返りながら、そのために「自分たちは何ができるのか?」と問いかけて終わりとなりました。「何ができるんだろう…」と真剣に考える子どもたちの表情がとても頼もしく感じられました。

 設定保育の後は、園内を見学させて頂いたり、給食を頂いたり、充実した刺激ある時間を過ごすことができました。お忙しい中、温かく迎えてくださった、理事長先生、園長先生をはじめ先生方、元気に迎えてくれた子どもたちに心から感謝いたします。ありがとうございました。

 8月18日のイベントに向けて、これからまた準備を頑張っていきたいと思います。

西九州大学短期大学部 東、森山

「千綿駅の歌を作る会」 どこへ進む?!

 二十歳の頃から、もう半世紀近く聴き続けています。「ミッドナイトスペシャル」。C.C.R.の曲です。私のライフスタイルのテーマソングです。

プリズナー(刑務所の囚人)が遠くから近づいてくる。真夜中の列車の光に向けて。
「どうか私にライト(光)をあててください。」・・・Shine a light on me・・・

 キリスト教の宗教観に裏付けされたアーシーなロックの名曲です。私は、落ち込みそうになった時、この曲をよく聴いています。
・・・Shine a light on me・・・
 よく口ずさみます。
・・・Let the midnight special Shine a light on me・・・

 アメリカには遠くていけませんが、この曲をずっと聴き続け、アメリカにはmusicで行けました。何度も。アメリカのことを全面的に好きではありませんが、日本とアメリカの違いはよく解ります。アメリカの良いところは「過去の失敗を日本みたいにウジウジ考えず、そこから立ち上がろうとすること」。(アメリカの悪いところは「至上主義を、他国に押し付けようとすること」。)
 「これをやると失敗する。どうしよう…」と、周りを気にしながら動くのが日本人。しかし、日本にも良いところはあります。それは、協調しながらチームで動く「和の心」。

 C.C.R.の「ミッドナイトスペシャル」。
カラッとした、閉じこもらない、どんな時でも“光”に向かって。

 これは、私の心のベースになっています。老人になった今でも。
他には、グラディス・ナイト&ピップスの「夜汽車よ ジョージアへ」。
大都会で疲れて落ち込みそうになった彼氏が、故郷のジョージアに帰る。「私も行くわ。夜汽車で。ジョージアへ」。この曲も名曲です。
 それに、大木トオルさんの「ミッドナイトトレイン」。
「ミッドナイトトレインに乗って 愛する彼女に会いに行こう。
お前の好きなミュージック聴かせよう。トレインに乗って会いに行こう。」

 今からでも、いつでもやり直せる。「さぁ、行こう。ミッドナイトトレインに乗って」・・・これが、アメリカの文化です。私は、アメリカに行こうとは思いません。彼らのライフスタイルの良いところだけ心にとめて、妻と2人で暮らしています。

 「千綿駅の歌の会」列車はスタートしました。どこへ行くのか楽しみです。しかし、ちょっと気になるのは、「おれの詞を」「私の詞を」…それが先行しがちなことです。
 そんなことは、どうでも良いことです。大村湾が豊かになり、スナメリさんが喜んでくれる。それが最優先だと考えています。人の利を先行すべきではない。想いやフレーズを受け止めてくれ、作詞をしてもらい、歌を歌ってもらう。プロのシンガーの方に、気持ちよく参加してもらう。その曲が駅のホームで流れる。ひとりで、時には家族で、ホームの端っこに腰かけて、幸せを噛みしめながら口ずさむ。

 皆さまも、遠くから来られた時には、千綿駅に座ってメッセージを作ってみませんか。
「汽車 汽車 シュッポ シュッポ」で始まる童謡もあります。
「二度とかえらぬ思い出のせて クラス友だち肩よせあえば」。舟木一夫さんの「修学旅行」です。
 古い話ですみませんが、今の若い人の歌はあまり知りませんので…。
 私はこれまで、汽車・トレインに向けて想いを述べました。皆様も是非、想いを述べてください。お時間があられる時には、是非、千綿駅にお寄りください。

 日本人の良いところは、チームで働く、動く、「和の心」「結の思想」です。このスピリットは、いつのまにか遠くなってしまったアメリカにもあります。あのケネディ大統領の歴史的なセリフ。

Ask not what your country can do for you
― Ask what you can do for your country
あなたのために国が何をしてくれるのかと問うのではなく
あなたの国のために 何ができるのか考えてください

 もし、シンガーの方に「あなたのネームを入れてよいですか、坂本君。」と問われたら、「どうぞ、お使いください。」と答える。そんなつつましさ、謙虚さが日本人だと思います。

 私の住む町に、良い夜汽車のウォッチングスポットがあります。「千綿駅」です。もう10年以上前に、夕陽を見に行き、駅のホームに腰かけていました。何故かずっといて暗くなってしまい、近くでパンと牛乳を買ってきて、夜遅くまで海の風と潮の香りの中、暗闇に見える列車の明かりを見続けていました。遠くの大村の方からガタゴトガタゴトと光が近づいてくる。シーサイドライナーの明るい車内から、人々が駅のホームに降りてこられる。そしてまた、1人、また一人とどこかへ別れてゆく。「どこへ行くのですか。」「誰かを待っておられるのですか。」…そんなことを考えてしまいます。列車の中の人々の顔も、暗闇の潮風の中、はっきりと見えます。「どんな暮らしをされているのか。」「どんな人が家で待たれているのか。」…

千綿駅に内カーブで近づいてくる夜汽車の光
外カーブで遠ざかる夜汽車の光
近づく 止まる 遠くへ 離れてゆく・・・・・

じっと見ていてみませんか。ホームの石段に座って。

 河川団の皆さんにも、個々にメッセージが浮かんできます。
「豊かな大村湾」を目指して、出来ることをやる。

Ask what you can do for your o-mura bay.

 大村湾を豊かにするために、出来る範囲で、できる時間を使い考えてみる。そんな良い「思い出の共有」のために、少し長くなりましたが、皆さんにメッセージを送ります。

団長 池田健一

鮎の遡上実験に参加して

 私たちは、「幼児期の自然体験」をテーマに卒業課題研究に取り組んでおり、特に、川を生かしながら子どもたちとどのようにかかわることができるのかを探求しています。今回は、夏に実施予定の「川遊び」イベントについて現場を見ながら考え、企画のヒントを得られたらと思い活動に参加させていただきました。

 午前中、彼杵川の視察を行い、子どもたちの川遊びをイメージしながら、安全な場所や川の様子を確認しました。また、彼杵川に生息する生き物について、河川団の皆さんに詳しくお聞きすることができました。この日は、あいにくのお天気で水かさも増していましたが、天候によって気を付けなければならないことも変わるため、改めて安全に活動するためには何が必要なのかを考える機会となりました。

 午後は、串川で行われた、鮎の遡上実験に参加させていただきました。私たちは、鮎の遡上実験の準備をするグループと、鮎のハミ跡を調査するグループに分かれて作業しました。 鮎のハミ跡調査は、傾斜板が設置してある上流の川に入って行いました。ハミ跡とは、鮎が川底の岩石についたケイ藻類を食い取った跡のことで、手のひらより大きめのツルツルとした石に跡がついていることが多いと教えて頂きました。

 実際のハミ跡を見せてもらうと、タラコのような形をした黒っぽい跡がついていました。私たちも実際に川に入り探してみましたが、今回の調査では、ハミ跡を見つけることができませんでした。

 ハミ跡は見つけることができませんでしたが、「なんか動いている!」「何これ?」と不思議なものを発見!川と生き物のプロ、荒巻さんにお尋ねすると、ヨシノボリの孵化する前の卵だということを教えていただきました。

 初めて見た私たちは大興奮。これから一緒に活動する子どもたちと、このような感動や興奮を共に味わえるといいな・・・そんな気持ちになりました。

 これから夏に向けて、子どもたちと楽しめるような川遊び〝わくわく どきどき ちびっこ川の探検団” の企画を筑波大学の皆さんと協力しながら考えていきたいと思います。

 西九州大学短期大学部 江口、輪内

彼杵おもしろ河川団の作戦会議開催報告

■日時: 2018年5月26日(土)18:00~20:00
■場所: 東彼杵町総合会館 会議室
■参加者: 12人
■議題: 2018年の活動企画等

「里山、川、海の生き物でつなぐ大村湾」の活動に合わせて、5/26(土)夜に彼杵おもしろ河川団の作戦会議を開催し、団体運営に関わる事務関係の話題に続いては、今年の夏及び年度末のイベント企画について参加メンバーでアイデアを交換しました。

主な決定事項は次の通りです。

8/11(土)午前にカヌー教室を開催。(日本財団助成事業)
8/18(土)午後に子どもたちとの川遊びや生きもの観察のイベントを開催。(日本財団助成事業)
8/19(日)に開催される「そのぎ川まつり」を応援。
来年2/3(日)に東彼杵町のグリーンハートホールにてて「森・川・海 緑と⽔でつなぐワークショップIn東彼杵」を開催。

夏の活動に向けて準備を進めてまいりますので、多くに方々のご参加をお待ちしております。

 

彼杵小学校学校林からの間伐材運び出し作業

 ~町立図書館の薪ストーブ燃料として活用~

5月26日(土)、9時半から12時まで、県北グリーンクラブの宮川さんと加瀬川教育長を中心に、地元彼杵小学校の学校林から間伐材を運び出す作業を行いました。前日から天気の心配がありましたが、徐々に晴れ間も見えるようになり、無事に実施することができました。

昨年夏に九州北部豪雨により山崩れが起こり、大きな被害が生じるということがありました。そのニュースに触れ、私たちは、「川や海、そこで暮らす生き物たちを守るためには、川や海とつながっている森林に目を向けなければいけないのだ」という当たり前のことを再認識させられ、「森林の源流域改善」という新たな活動をスタートさせました。
活動を始めるにあたり、リーダーを中心に議論を重ね、地元の小学校が有する学校林にスポットが当たりました。この学校林は、小学5年生の環境学習(山の学校)の教材として使われていたものでしたが、針葉樹が多く手入れが不十分な状態でした。そこで、この学校林を、雨水を蓄え水量と水質を安定させることができる豊かな森にするために、杉の木を間伐し、そこにドングリの苗を植えるというプロジェクトを展開することになりました。

九州北部豪雨の後、大雨時の減災のための取り組みとして、人工林を広葉樹林に切り替える自治体にも注目が集まりましたが、九州7県は森林環境税を導入して様々な事業を展開しています。しかし、間伐材をどうするのかという具体的な解決策はなかなか示されません。建材とするには、きちんと手入れされた木材でないと難しい。木質バイオマス発電の施設は規模が大きく自治体で取り入れることは難しい。木質ペレットの工場や設備を整えるにもコストがかかりすぎて難しい。

ところが、当町の図書館には、5年前に大気に優しい二次燃焼式の薪ストーブが設置されており、間伐材をその燃料として使うことができるのです。大きな投資も必要のないシンプルな方法ですが、一つの小さな町の中でしっかり完結する「バイオマス」です。

さて、活動当日は小雨の中、学校林へと入り、かなり険しい山道を滑らないように気をつけながら登りました。

前日までに、池田団長、宮川さんを初めとする森活動の中心メンバーが、木を運びやすい長さに切ってくださっていたため、それをトラックが入る場所まで運び下す作業を全員で行いました。

乾燥前の木材ということもあり、1本でもかなり重く大変でしたが、リレー方式で協力しながら頑張りました。運び方にはコツがあるようで、ひょいと軽々運ぶ呉屋教授からアドバイスを頂きましたが、そう簡単にはいきません。足が滑って尻もちをついたり、手が滑って木を落としそうになったりと、今回の活動だけでは習得が難しい作業でした。

運び出しを終えると、佐世保エコプラザの福田さんご指導のもと、間伐した所にドングリの苗の植樹を試験的に行いました。実は、今回試験的に植樹したドングリの苗は、地元のやまだこども園の子ども達・先生方が大切に育てていたものです。

将来的には、地元の子ども達と一緒にこのような活動を行えるよう、今後色々と計画していきたいと考えています。当日は、やまだこども園の深草先生、松尾先生も視察を兼ねてご参加くださいました。子ども達が育てたドングリの苗が、太陽の光を浴びながらすくすくと大きくなりますように!!!

今回運び出した間伐材は、乾燥させるため町図書館まで運び、全員でトラックから降ろして無事完結。私たちは、この小さな「バイオマス事業」を全国に発信できるモデルとして東彼杵町で発展させていきたいと考えています。今後の展開にご期待ください!

雨の中ご参加くださった皆様、ありがとうございました。活動に参加したメンバーの皆さん、お疲れさまでした。

 

東彼杵を元気にする活動終了

 平成30年5月26日(土) 27日(日)の両日、学校林の間伐と植樹、アユ遡上実験、ドジョウ養殖の調査を行いました。
 いであ(株)荒巻氏、西九州大学短期大学部 津上ゼミによるレポートを近日中に公開いたします。

Post from RICOH THETA. – Spherical Image – RICOH THETA

東彼杵を元気にする活動のご案内

平成30年5月26日(土) 27日(日)次のとおり活動を実施いたします。お時間がございましたら是非ご参加ください。

音楽の力でサポートしたい!

趣味で始めた音楽活動。当初はおやじたちの自己満足だったのが、プロの音楽家の方々と知り合い、活動を広げていくうち 素晴らしい音楽を 特に地元の子供たちに聞かせたい、、そんな活動に変わってきています。

商売での付き合いのあった池田さんも音楽好き、私の活動を応援していただくなか、今度は私が皆さんの応援をしたい、そんな思いでいます。
そして池田さんとの共作として『東彼杵ラプソディー』が生まれました。

『東彼杵ラプソディー』

作詞:池田健一・藤澤美香  作曲:藤澤美香


私が小学生のころ 夏休みになると毎日のように泳いでいた彼杵海水浴場も今は閉鎖。
そんな大村湾をきれいにしようと、この道のプロ達が様々な視点から取り組んでいる。
それは単に自然環境を守る活動だけでなく、日本の抱える問題に正面から立ち向かう頼もしい姿です。

この活動を多くの人に知ってもらい、この輪を広げていく。
音楽の力がその一助となることを信じています。

FUGENオールスターズ
代表 藤澤克次

我が家のムーブメント

  池田ファミリーでは、6匹の犬と暮らしていました。今まで、4匹は老犬になり、なくなってしまいましたので、現在は2匹の犬が暮らしのパートナーです。カミさんが「あと1頭、今の犬がいなくなったら」と言っていますが、私はもう今年で68歳、「これ以上無理だよ」「それなら7〜8才の犬にしよう」(犬は15年くらいが寿命)、なんて会話をしています。犬(生き物)と共に暮らしています。

  最近、洗濯せっけんを使うのはやめました。カミさんから、界面活性剤が【水を汚す】と教えられたのです。私は、ずーっと、食べ物を残さないムーブメントを続けています。子供たちは、最初は何で?と思っていたようですが、これは我が家の普通の暮らしになっています。【空が汚れます】

  パートナーの犬も、みな他の人が持て余した不要犬を引き取り、共に暮らすようになりました。もう一つあります。冬は薪ストーブ、これも近所の不要になった木材を、業者の方から配達してもらいます。

【水を汚すな】【空を汚すな】【生き物と共に暮らす】【森を守る】

小さな我が家のムーブメントが、皆さまのおかげで少しずつ広がってきました。

  でも、注意点があるのも分かっています。

  私は、海から獲ってきたカニや魚やサザエを、海辺の風景の中で食べる、これを“満点星レストラン”と呼んでいます。三つ星レストランや、高級そうなレストランでの食事は、少しも美食だとは思いません。家族は、「満点星レストランも、高級だよ」。私は、高級なのは“満点星レストラン”ただそれだけ。犬は、「ノラ犬だが名犬だよ」(家族)、「いや、それも名犬だよ」(私)。いつもそんな会話で約●しているのが我が家です。思い込みの激しい、私とずーっと付き合ってくれるファミリーに、感謝。

  「彼杵おもしろ河川団」の皆さまも、思い込みの激しい老人に付き合っていただいて感謝しています。最近、洗剤を使わない洗濯を提唱しましたら、「それはいいですね」と実行されている団員の方と意気投合しました。無理をせず、少しずつ、そんなムーブメントを広げていこうとも思っています。“ライフスタイル”を広げていく、それがおもしろ河川団の夢だと考えます。【夢、使命、ミッション、目標】

結(ゆい)

「うさぎ追いしかの山 こぶな釣りしかの川・・・」

のフレーズで始まる池田団長のメッセージが巻頭言の「彼杵おもしろ河川団」の広報誌がついに完成しました!

完成した広報誌には、これまで活動に携わられたたくさんの方々の熱い想いと、その時々で温かくサポートしてくださった様々な方々のエールがギュッと詰まっていました。あらためて、このような魅力的な団体の一員として活動できることの幸せを感じると同時に、今後も精いっぱい取り組んでいかなければならないと身の引き締まる思いがいたしました。

池田さんは常々、この団体のことを

「強い絆で結ばれた奇跡のネットワーク」

と表現されます。「宝の海 大村湾」を取り戻すという夢の実現のために、全国から様々な分野のスペシャリストが集い、知恵を出し合い、語り合い、協働しながら、自然と真摯に向き合う。その過程で「おもしろく」「たのしく」を忘れないことが、「彼杵おもしろ河川団」の魅力の1つのようです。

私たちの“ふるさと”日本には、古くから「結(ゆい)」という制度があります。地域住民が助け合い、協力し合いながら共同作業を行う。田植えであったり、冠婚葬祭であったり、その地域の生活を支えるための重要なものです。「彼杵おもしろ河川団」の団員は、見返りを求めず「好きだから」「楽しいから」と、東京、茨木、愛知、福岡、佐賀、長崎と全国から集まってきますが、その活動に対する姿勢・想いというのは、「結(ゆい)」の精神そのものであるように感じます。そして、今回完成したこの広報誌は、「結」の精神の証であるように思うのです。労力と時間と根気が必要な制作過程では、編集担当の五十嵐さんを中心にコアメンバーがアイデアを出し合いながらサポートされる様子を見聞きしながら、日本固有の文化である「結」の精神が「彼杵おもしろ河川団」の中に根付いていくことを確信し感動を覚えました。

3月31日(土)には、東彼杵町の“いこいの広場”に設置されていたツリーハウスが撤去されました。様々な事情で仕方のないことなのですが、設置段階から携わってこられた池田さんはじめ関係者の方にとっては、とても残念なことだったと思います。しかし、後日その様子を伺うと、撤去作業には東彼杵町長の渡邉さん、前まちづくり課の松山さん、前平さん、中山さん、教育委員会の加瀬川さん、丘木さん、設置当時いこいの広場を担当されていた二瀬さん、岩永さんなど、たくさんの方々が参加され、楽しい想い出の共有ができたようでした。この作業もまさに「結」ですね。

あの有名な岐阜県白川郷で組まれる「結」の範囲は、“薪割り”にも及ぶようですが、今年5月26日に予定されている「森林の源流域改善」活動の1つ、間伐材を薪として活用するために学校林から運びだす作業は、私たち津上ゼミも「結」の精神で頑張ります!

彼杵おもしろ河川団 広報誌

広報誌を作成しました。
活動の一部を掲載しましたのでご一読ください。

※画面下のボタンをクリックすると全画面表示できます。

明けましておめでとうございます。

 2018年は戌年。我が家では家内と2頭の犬と私を含め合計4名が夕方になると薪ストーブの周りに集まり、ほぼ毎日ストーブで芋を焼いて分け合って食べています。
 なんとなくもう7頭のイヌと付き合ってきましたが、家内から「お父さん、目線と同じにアイコンタクトだよ」と言われ、それが対等で順列を守る付き合い方なのだと思うようになりました。「彼杵おもしろ河川団」はこれからも「人間は生物の一員である」。そんなスタンスで進んでいけたらいいなと考えています。
 本年を振り返ってみると、年初めに「ホームページを作りましょう」と担当の人と話し合ったことで、ぼんやりした部分が明確になり、そこから何をしたいのか、どのように進めるのかを再考することができました。少し、いや大変でしたが良い思い出になる絶好のスタートができ、正しく「苦あれば楽あり」でした。
 その後、新たなスタッフの参加により、絵本の制作、そして今年11月にはグリーンハートホールで「森・川・海 緑と水でつなぐワークショップIn 東彼杵」開催の準備などの取り組みを行うことができました。
 ヒューマンネットワークでは、西九州大学短期大学の津上ゼミや土木研究所、長崎大学教育学部、さらに愛知県から㈱クリアウォーターの4団体の参加があり、不思議なほど出会いに恵まれた年になりました。
 ホップ、ステップ! 2018年の準備は整いました。
 2018年は飛び損なうことを恐れず、出来るまで粘り強くチャレンジする。そんな年にしたいと考えています。
「彼杵おもしろ河川団」を本年もよろしくお願いいたします。

彼杵おもしろ河川団
団長 池田 健一

彼杵おもしろ河川団

東京会合報告

■日時: 2018年12月23日(土)10:00~14:30
■場所: 隅田川テラス~隅田川が見えるレストラン~隅田川水上バス
■参加者: 7人
■議題: 2018年の活動企画について

 
 彼杵おもしろ河川団・池田団長の東京訪問に合わせて、岐阜、名古屋、筑波、東京を拠点に活動する地元以外の「よそ者応援団」が東京の母なる川・隅田川に集結し、来年の河川団の活動企画について話し合いを行いました。

 本年10月8日(日)に東彼杵町で開催した「里山、川、海の生き物でつなぐ大村湾」では、合わせて来年の河川団活動計画についても議論し、以下の様に大凡の予定が定まっています。

 ※2018年の活動計画:
 https://outdoor-life.link/schedule/

 今回の隅田川での企画会議では、各活動の財源はどうするか、遠方からのメンバーはどの活動なら参加できそうか、地元以外の応援団としてどんな貢献ができそうかなどなど、色々アイデアを交換しました。

海フェスタ”大村湾”の当町での活動を振り返って

 ご存知ですか?
 「うさぎ追いしかの山 こぶな釣りしかの川・・・」
 100年以上前につくられた文部省唱歌です。これは、見事に「森と川と人と生き物との共生」を歌い上げています。そして、
 「われは海の子 白波の さわぐ磯辺の松原に・・・我が懐かしき住み家なり」
 「ふるさと」と「われは海の子」。私たちの世代、50年前まで、この2つの歌は、「“森と山と海に寄り添う”そんな風土や気質を大事にしよう。」と、日本中の子ども達と親のテーマソングとして歌い継がれていました。豊かな自然環境こそが、私たちの「ふるさと」。そんな時代は、確かにありました。

 この50年、私たちは、便利であることを豊かさだと思い込み、便利さだけを追い求めてきました。しかし、その便利さの陰に大切な忘れ物をしてきたように思います。それは「自然との共生」です。この忘れ物を取り戻そうと、平成9年の河川法改正では「河川環境の整備と保全」が追加され、治水・利水・環境の三つを両立してこそ、真の豊かさだと訴えられるようになりました。河川法の解釈は、一般の私たちには価値として伝わらず、大学等の研究機関やそれにかかわる行政の各専門部署、施行業者及び民間会社の枠内でとどまっているという印象を受けます。これまで数回参加させて頂いた、全国や九州の川のワークショップでも、そのような想いを抱き続けてまいりました。

 私たちの住む日本は、民主主義の国です。・・・多くの人の参加が求められています。

 「『うさぎ追いしかの山 こぶな釣りしかの川…』と皆さん、歌ってください。」
 「豊かな水辺の環境を守ってください。」
と、研究者や専門家にも一番大事なことですが、関心のある人々がどんなに熱心に、まじめに勧めても、子どもたちやその両親、周りの大人たちや老人が「水辺を守ろう」「森を守ろう」と、そこに寄り添わないと、専門の研究だけでは、学問のための研究室レベルのムーブメントに終止し、オープンに、自由に、大多数の方々が集合してくれませんし、日本の豊かな風土は、砂の上の建物に終わってしまいます。

 私たち「彼杵おもしろ河川団」は、幸いなことに“強い絆で結ばれた奇跡のネットワーク”が確立されています。筑波大学「人と川のゼミ」、JRRN(日本河川・流域再生ネットワーク)、福岡から河川土木と河川生物の民間コンサルタント会社、国交省職員、長崎県北振興局河川課、当町の自治体や民間ボランティアグループ等、それぞれのスペシャリストの集団が集合されています。これまでは「彼杵小学校総合学習」「川の生き物の遡上」「どじょうの養殖」などを推し進めてきました。そのような中、今年7月の北部九州の豪雨での地滑りと、杉・ヒノキの里山の崩壊のニュースに私たちの「目がくぎづけ」となり、「大事なものを忘れかけていたのではないか。」と、改めて気づかされるきっかけとなりました。ちょうどその頃、西九州大学短期大学部の津上ゼミ(幼児教育)と、国の公的研究機関である土木研究所の河川生態チーム(共に女性スタッフ中心)との出会いが重なり、「うさぎ追いしかの山 こぶな釣りしかの川…」を解りやすく“絵本”にして、そして“歌”にして、多くの子どもたちや保護者の方々に理解してもらえるような活動を広げ、「今まで関心のなかった人々に、私たちのムーブメントを伝えていこう!」と、そのような機運が盛り上がってきました。ここで、また、私たちの夢に長崎大学教育学部地域教育支援センターの参画も実現しました。

 来年11月(予定)に、「東彼杵グリーンハートホール」にて「森・川・海 緑と水でつなぐワークショップ In 東彼杵」を、これまでの集大成と新たなキックオフとして開催します。子どもたちや学校、保護者や地域の方々を交えた発表会です。よりわかりやすく、オープンに、地域だけでなく、近辺の自治体の方や長崎県単位への呼びかけを考えています。

 やっとここまできた。10年以上を要し、たどり着けました。
 「志を果たして、いつの日にか」
 いつの日にかは、あと5年かな、10年かな。森を健全な森林多様性の里山にし、生物と共生できる川にして、そこに流れ込む大村湾流域の自治体に波長を伝え、地元の閉鎖性海域「宝の海 大村湾」を取り戻す。

 でも、私たちは、その夢を形にするために5年単位で少しずつ、ちゃんとした成果を出してゆく。そうでないと、「宝の海 大村湾」は実現しません。夢は語るものではありません。夢は、ちゃんとしたデザインを描き、形にして、それを積み重ねてこそ大きな形になり、実現します。

東彼杵町公式Facebookより

~ 謝辞 ~

 2017年に実施した「海フェスタ”大村湾”」を通じて、当町で10年以上前から続けてきた「水辺の活動」への地域全体と町内外から関わってくださった皆様の取り組みがさらに発展し、意識の高揚を図ることができましたことを、心から感謝いたします。
 私たちは、「大村湾を豊かな海に戻すこと」を目標に掲げながら、今回の取組みを通じても、どのようにすれば多くの(大村湾を取り巻く長崎県の自治体の)方々に活動を広めていくことができるのかを考え続けてきました。今回の活動が、新たなキックオフのきっかけになったことを、あらためて感謝申し上げます。

2017年11月

東彼杵清流会 顧問 池田健一

ホームページ年間10万PV

 昨年の11月12-13日に、福岡県北九州市の黒崎ひびしんホールで行われた『第16回九州「川」のワークショップin遠賀川』に合わせて私たちはホームページを制作しました。

 目的は私たちの小さな町の活動を広げること。もうひとつの目的は活動をサポートしていただいているスタッフの情報交換やコミュニケーションツールとしての役割です。

 私たちはこの一年、出来る限りホームページを見ていただくため、年間10万PV(ページビュー)を目標とし、活動を公表して「他に問いかける」ことを継続してきました。

 あれからもうすぐ一年が経過します。今トップページのカウンターをのぞくと、いつのまにか10万を少し超えており、目標は達成することができました。

 まだまだアクセス数は小さなものですが、10万回以上の ”問いかけ” が行われた事実は大きな成果と思います。

「彼杵おもしろ河川団」は全国から優秀な研究者が、大切な時間を使って集結しております。
 これからもホームページを通じて、スタッフ間、関連団体、一般の方との距離を縮めるとともに、活動の輪をもっと広げていきたいと思います。

彼杵小学校学校林を訪ねて

県北グリーンクラブ 宮川さんから、「10月14日(土)7時からの、彼杵小学校PTA・学校林整備作業に参加して下さい。」と依頼をされました。

それならばと、10月7日(土)に、筑波大学の白川先生・JRRN和田さん・宮川さん・私の4名で、「彼杵小学校学校林の事前調査に行こう。」ということになり、早朝より目的地を目指しましたが、草は生い茂り、道にも迷ったので、8合目までたどり着くのが精一杯でした。ということで、実は今回は,2度目のチャレンジでした。

10月14日(土)、朝出かけてみると、子どもたち、5・6年生の保護者の方々、地域の方々、教育長、校長先生をはじめとする彼杵小学校の先生方、長崎大学教育学部地域教育総合支援センター呉屋先生、県北グリーンクラブの宮川さんに渡邊さん、そして、私と総勢50名を超す大集団となりました。

私の頭の中には、学校林の間伐材を、どう効率よく運び出し、どういった活用をすればいいのか。また、県北グリーンクラブの間伐作業・運搬作業とどういった連携をすれば、効率が上がるのかというのもあったので、今回初めて現場に出かけてみて、全容が見えてきました。それと同時に、新しい課題も見えてきました。

宮川リーダー率いる県北グリ-ンクラブに、加瀬川教育長・当方の2名が新規加入決定。作業にかかる経費は森林ボランティア団体県北グリーンクラブより支出してもらうようお願いできないものかと考えています。

長崎大学呉屋先生よると、杉・檜の間伐の後に植える雑木は、学校林の生態に則したもの、それは、現在の学校林の杉・檜の間に育っている雑木、それこそが、今の学校林に根付くのではないか、私も、そう思います。

雑木の苗木の種類、そして、その間隔は、公的機関土木研究所の河川生態チーム林業専攻の大寄さんにも、同意していただいています。

以上のシステムが整い、まとまりすぎた人工林から、健全でなんでもかんでもゴチャゴチャ樹木が生えている天然林の「森林多様性モデル」となっていくのではないかと考えています。

モデル実験の成果、第1ステップまで4~5年かかるか、第2ステップまで10年かかるか、わかりませんが、それが確立できると、国も県も、地方自治体も、全国から、「やりましたね、よくぞ!」と拍手喝采をいただけるはずです。「ガンバレ、ガンバレ」とエールも自然とついてきます。どうぞお楽しみに。


PS 宮川さんが、図書館から植物図鑑を借りて、学校林の間に生えている植物の調査に行かれるとのことで、私にも協力要請がありました。10月7日(土)、10月14日(土)に続き、近々3回目の彼杵小学校林に同行していく予定です。

“森・川・海”をテーマにしたワークショップの開催を目指します!

“森・川・海”をテーマにしたワークショップの開催を目指します!
~10月8日の「第6回 水辺からのまちおこし広場」から~

去る10月8日、東彼杵町総合会館の大会議室にて、「第6回 水辺からのまちおこし広場」が行われました。ご参加くださった皆様からは「よかったね。」という感想が多く寄せられました。



その後、10月12日には、地元の寿司屋さんに主要メンバーが集まり反省会を行いました。今後、どのように進め、どのように多くの人々を外部から呼び寄せるのか・・・それがテーマです。

【反省会で挙がった意見・感想】

  • 内容は良かった。これまでは、一部の専門性に偏った論文発表のようであったが、地域を巻き込んだ、解りやすいプレゼンのヒントが出てきた(全員6名)
  • 稲刈りやソフトボール大会、剣道大会などの行事が集中し、来場者が集まらなかった。(藤澤)
  • 内容は良かった。これを外部の多くの人に見せたかった。もったいなかった。(渡邊町長)
  • 発表時間が4分というのは短くて伝わらない。発表時間は皆均等に7分にすべきである。(宮川)
  • 人が集まらないことを、人のせいにしていては何も進まない。全て、地元のかかわった組織、団体の責任者のせいである。(池田)

その中で、誰が言い出したのか、ひとつのアイデアが生まれ、東彼杵町の、また、彼杵おもしろ河川団の今後の展望がさらに広がっていきました。

そのアイデアとは、次回からの「水辺からのまちおこし広場」は、“森・川・海”をテーマにしたワークショップとして開催しようというものでした。
これまで、私たちが参加してきた、お役所主催の九州や全国での「川のワークショップ」から、

  1. もっと自由に!もっとアグレッシブに!
  2. もっと楽しく!もっと解りやすく!
  3. 関心のなかった人でも行ってみたくなる!

このような開かれた「ワークショップ IN 東彼杵」を企画し、そこからまたヒントを投げかけ、ヒントを掴んでゆこう。そんな夢を語り合いました。

そして、これを夢として終わらせず、必ず実現していこうと話し合い、将来は「グリーンハートホール」を会場に開催しようということになりました。ちなみに、「グリーンハートホール」とは、佐世保の「アルカス佐世保」を設計された方の集大成の建造物だそうです。

【新たなワークショップの提案】

  • 「そうだ!アクセス、音響、設備内容は“県下ピカ一”!それを目指そう。」(渡邊町長・池田)
  • 「発表は7分にして、ゆっくりと堂々と伝いたい!」(宮川)
  • 発表時間を7分にして20グループが発表する。その中で、参加者が自分以外のグループに投票しグランプリを決めよう。
    ※ 町内の各グループ、筑波大学の白川ゼミ、西短の津上ゼミ、JRRN、直方水辺館、国交省職員、河川生物コンサルタント(民間)、河川土木コンサルタント(民間)、公的コンサルタント、土木研究所、長崎大学教育学部地域教育総合支援センター、それと、大村や川棚の愛護団体で外部から10組は予定に組めます。
  • 町内、各地域や県内の、できれば子どもたちやその保護者も参加できる内容に解りやすく考えてゆこう。
  • 実行委員長は、筑波大学の白川先生の予定(私の恩師 坂本先生より提案)

最後に今回のグランプリは、地域の寿司屋さんでの反省会参加者全員一致で、西短の津上ゼミでした。

【皆さんからの意見】

  • 彼女らは相当練習しとる。(宮川)
  • 解りやすかった。(藤澤)
  • もっと地域や地域外の子どもたち、保護者を呼べるヒントになった。(渡邊町長)

では、賞品には「赤いカヌーの使用権を差し上げよう!」・・・全員納得。
次年度、5年後、10年後、この企画は大きく化けますよ。お楽しみに!

団長 池田健一

「第6回 水辺からのまちおこし広場」彼杵おもしろ河川団発表

 東そのぎ町 茶子ちゃんねるで「第6回 水辺からのまちおこし広場」彼杵おもしろ河川団の発表について動画が配信されましたので娯楽ください。

「第6回 水辺からのまちおこし広場」速報

「第6回 水辺からのまちおこし広場」が開催され、今年の取り組み結果について報告しました。




 県北グリーンクラブの「どんぐりのポット苗作り」の協力をお願いしたところ、28500円の募金が集まりました。ご協力ありがとうございました。


 



 当日は「彼杵おもしろ河川団」の来期の計画について打ち合わせが行われました。

幼児を対象とした「川遊び」について考える ~夏合宿編2~

<西九州大学短期大学部 幼児保育学科 津上ゼミ 夏合宿レポ⓶>

【2日目】
合宿2日目は残念ながら雨が降り、宿舎のそばを流れる川も水かさが増し、流れも速くなっていました。7月29日に受講した「川の安全講習」では、講師の中島さんから川の危険性についてお話があり増水事故についても教わりましたが、改めて、子どもたちが川で楽しく遊ぶために必要なこと、自分たちの責任というものを考える機会となりました。びっくりするほどの大雨で、彼杵川での活動は行うことができませんでしたが、1日目の活動を振り返りながら整理し、今後の活動内容についてディスカッションを行いました。

‐平成29年度 後期のゼミ活動‐
● アユや他の生き物を題材にした「仕掛け図鑑」の制作。
● 山・川・海をつなぐ絵本の制作。

後期(10月~)も、おもしろ河川団の皆さんに教わったことを生かしながら、幼児期の川遊び・環境教育について考えていきたいと思います。

最後になりましたが、温かいおもてなしをしてくださいました永富様、宿の手配や遊びの指導をしてくださいました池田団長、ご多忙の中駆けつけてくださいました林様、森様、本当にありがとうございました。

幼児を対象とした「川遊び」について考える ~夏合宿編~

<西九州大学短期大学部 津上ゼミ 夏合宿レポ ~1日目~>

8月8日(火)から9日(水)にかけて、東彼杵町での夏合宿を行いました。
― 目的 -
1・川遊びを体験しながら川に潜む危険を知り、安全への理解を深める。
2・子どもたちに自然体験(川遊び)の楽しさや魅力を伝えるため、まずは自分たちが自然体験を楽しむこと。
3・幼児を対象とした「川遊び」について考える。
(必要な配慮点に気づき、実践に生かせるようにすること)

【1日目】
● 宿に到着
聖流庵に到着し、永富さんにご挨拶をしました。早速、「宿のそばを流れる川でスイカを冷やしておいで!」と課題を出され、2名が挑戦!見事に成功!!幼いころ、夏休みに祖父母の家に遊びに行った時のワクワク感を思い出すような、懐かしさと温かさを感じる体験ができました。

● 教材つくり
彼杵川に移動する前、子どもたちとの「川遊び」に用いる教材つくりを行いました。

1つ目は、「ペットボトルいかだ」。大量に集めたペットボトルを組み立て、いかだつくりをしました。どのようにしたら頑丈に作れるのか、試行錯誤。子どもたちの安全面への配慮が何より大切です。

2つ目は「ペットボトル水中めがね」。ペットボトルを切って、切り口を危なくないようにテープで包みます。そこに、サランラップを張り、輪ゴムで止めたら完成!このような簡単に作れるアイテムを子どもたちと一緒に製作することで、「川遊び」を楽しみにできるような雰囲気づくりができるのではないかとの気づきが生まれました。

● 彼杵川での川遊び
製作した教材を使って、彼杵川で実際に「川遊び」を行いました。
*ペットボトルいかだ*
大人1人が乗って浮くことができましたが、大きさや強度などが不十分であり、材料や作り方を再検討する必要があります。また、幼児を対象とした「川遊び」に取り入れるためには、⓵幼児が乗りやすいような工夫(持ち手をつけるなど)、⓶安全に乗れるような工夫(落ちないような設計など)、⓷楽しく乗れるような工夫(装飾を施すなど)が必要であるとの反省点が挙げられ、今後の課題となりました。

*ペットボトル水中めがね*
簡単に製作できるアイテムですが、実際に使ってみると水の中の魚がよく見え、持ちやすくもあり、子どもたちの活動に用いやすいものであることがわかりました。

*彼杵川の環境や生き物*
ゼミ生全員で、川に入り、川沿いを歩き、各エリアの岩や石の状況、植物や生物の様子、水深などを観察しました。それをエリアごとにまとめてみると、幼児が活動しやすいエリアや活動内容を検討する材料として非常に有用であることに気づきました。彼杵川に遊びにきた子どもや親子のための「彼杵川マップ」を作ったら面白いかも!とのアイディアが生まれ、今後の活動につながっていきそうです。

●団員の方々との交流
夕方は、聖流庵の永富さんにお手伝い頂きながら、バーベキューを行いました。シュノーケリングをご指導くださった池田団長や、林さん、森さんも駆けつけてくださり、川の生き物やどじょうの養殖の話を伺うこともできました。お忙しい中、ありがとうございました。

「第6回 水辺からのまちおこし広場」開催のお知らせ

「第6回水辺からのまちおこし広場」が開催されます。 このイベントは、東彼杵町と東彼杵清流会、彼杵おもしろ河川団の共催事業で、日本財団の助成により実現したものです。詳しくは次のチラシをご覧ください。

初めて参加した感想と報告

初めて東彼杵に行き、おもしろ河川団の活動に参加しました。とにかく楽しかった思い出を共有したく、こちらに書かせていただきます。

まず、とにかく川がきれいだという印象が強かったです。しかし、地元の方や河川団の方によれば上流はもっときれいとのこと。川に入って遊ぶ習慣もありませんでしたが、川に入って遡上実験をしているときは子供のころに戻ったように感じました。

私が担当したのは傾斜板を囲っている網の中に魚を捕まえて入れることでした(当日の様子はこちら、詳しくはこちらにあります)。最初は小さな網を使って、川の浅いところで捕まえていました。川の端に生えている草のあたりを突くと、泥に交じって小さな魚が網に入っていました。これほど簡単に魚がとれることがとても楽しく感じました。

しかし、小さな魚ではあまり実験には使えないとのことだったので、途中から大きな網に切り替えました。腰くらいまで深さがある場所で、二人がかりで行いました。要領は小さな網のときとほぼ同じで、スケールアップしただけでした。一人が草の根元あたりに網を付けておき、もう一人が足で草の根のあたりを蹴って泥で水が濁る状態にします。そうすると魚の視界が悪くなり、間違って網の中に入ってしまうのだとか。「いやいや、それで捕まるほど魚の頭は悪くない」と半信半疑でしたが、実際にやってみると捕まるものですね。小さな網よりも大きな魚がとれること、単に草の根元を蹴ることさえも楽しくなって何度も繰り返していました。

そろそろ取れなくなってきたと思っていたころに(本当は下流から上流に向かってやるのがいいそうですが、初心者の私たちは上流から下流へ)、ウナギを捕まえました。天然のウナギが存在することにまず驚き、それを捕まえられたことにも驚きました。これが傾斜板を上ったら確実に見えるだろうとのことだったので、実験にも貢献できたようでした。

魚を捕まえる部分はとにかく楽しくて、おもしろ河川団のみなさんがとてもいい活動をしていると感じました。楽しい部分を担当させてくださり、ありがとうございました。

(筑波大学白川研究室 岸田まりな)

平成29年度 串川における傾斜板効果検証実験結果について(案)

平成29年9月18日
彼杵おもしろ河川団 団員 荒巻 陽介

1 はじめに

  • 本資料は、平成29年8月19日~20日に串川で実施した傾斜板(魚類の遡上を目的として開発中の簡易魚道)の効果検証実験の結果について整理したものです。本活動は、あくまで「楽しみながら」川に関する活動に取り組むものであり、本資料に使用するデータは必ずしも厳密な値ではありません(学術論文にできるほどの厳密な実験ではありませんという前提です。あまり真面目にやると、“おもしろ”ではなくなるので、ご了承ください。)。

2 実験概要(方法)

2.1 実施日

  • 平成29年8月19日~20日

2.2 場所

  • 串川最下流の堰(河口から約240mの固定堰(高さ約1.2m?))

※長崎県東彼杵郡東彼杵町平似田郷付近

2.3 方法

  • 堰に開発中の傾斜版を設置し、傾斜板下流に放流した魚類の遡上状況をビデオ撮影等により観察した。観察時間は、19日午前10時~20日午前9時とした。
  • 傾斜板の下流は、目合い約5mmのネットで囲い、放流した魚類が下流側へ逃避しないような閉鎖的環境とした。
  • 放流した魚類は全部で150個体程度であり、魚種はカワムツ、オイカワ、フナ類、アユとした。

    図1 傾斜板効果検証実験実施状況


    ※今回の実験は夏季であり、アユの遡上期には該当していない(供試魚に用いたアユは全長約20cmの成魚1個体のみであった)。

3 実験結果

本実験の結果を以下に示します。

  • 本実験期間中に、傾斜板を利用して堰上流まで遡上した魚類は確認されなかった
  • 撮影したビデオより、魚類の遡上状況(遡上高さ別の遡上頻度)について図2に整理した。
    ⇒魚類の遡上試行頻度(回数)は全部で99回であり、このうちカワムツ又はオイカワが98回、アユが1回であった。
    最高到達高さはオイカワ又はカワムツの70~80cmであった。アユの遡上高さは、15cmであった。
    ⇒遡上到達高さが60cmを超える場合は少なく、大部分が20~39cmまで遡上した。

図2 傾斜板を利用した魚類の遡上状況(遡上高さ別の頻度分布)

図3 傾斜板を利用した魚類の遡上状況(画像が小さくてすみません!)



4 これまでの成果(これまでの実験・活動で分かったこと)

魚道傾斜板について、本実験の結果及びこれまでの活動をとおして分かったことを以下に整理します(なんとなく、分かったような気がすることも含みます)。

【これまでの活動の成果】
① 魚道傾斜板は、小規模河川であれば出水期を含む一定期間設置すること
が可能である(串川で3 月~8 月まで設置実績あり)。
② 魚道傾斜板の運搬は軽トラック、設置は半日程度で可能であり、設置コ
ストは安価である。
③ 魚道傾斜板を利用してアユをはじめとした魚類を遡上させることが可能
である。現形状(平成29 年8 月時点)の傾斜板については、堰等の落
差が20~40cm 程度までであれば、十分機能を発揮することが期待でき
る(昨年度までの模型実験及び8 月の串川実験より)。
※40cm 以上の落差に対応する魚道傾斜板については、今後改良が必要

 

5 今後の課題(魚道傾斜板についての今後の取り組み)

「4.これまでの成果(これまでの実験・活動で分かったこと)」を踏まえ、今後の取り組み方針(案)について以降に示します。

① 小落差対応の傾斜板について

  • これまでの実験により、落差40cm程度までの堰については、現形状の傾斜板が効果的に機能することが明らかなりました。これを踏まえ、落差40cm程度の箇所において、現形状の傾斜板を用いた長期間(数か月)の実証実験を実施していくことが望ましいと考えられます。

    ※ただし、現形状の魚道傾斜板についても改良の余地はあるので、随時改良していきましょう。

② 大落差対応の傾斜板について

  • 今回の実験より、落差が40cm以上(特に70cm以上)の落差に対応する魚道傾斜板について課題がみえてきました。大落差(ここでは仮に100cmとしましょう)に対応する魚道傾斜板の改良案について、次頁に示します。

    ※なお改良案については、実験結果等に基づかない、荒巻の直観を大いに含みます。ご関係者のみなさまの間で協議して、形を決定したいと思います。

 

大落差対応魚道傾斜板改(案)

 

★条件

★軽トラックで運搬が可能であり、設置も容易であること。
★傾斜板の作成費用が安価であること(構造が複雑になりすぎないこと)
★少しの改良により、様々な河川(落差)で設置可能であること。

▲現形状傾斜板の問題点

△魚道傾斜板の表面を流下する水の水深が小さく(とても浅く)、魚類が十分な推進力を得ることができない。⇒魚は、鰭(ひれ)が全て水の中にないと、十分パワーを発揮できない。
△突進速度(トップスピード)で泳ぎ続けるには、傾斜の距離が長い。又は、流速が速すぎる(勾配がきつい)。

◎魚道傾斜板改善のポイント(問題点の裏返し)

◎魚道傾斜板の表面を流下する水の水深を大きくする(深くする)。
◎傾斜板の勾配を小さくする。
◎傾斜板の途中に休息場(又は、遡上に必要な助走をつけられる場)を設ける。

×設置時の強度確保が課題

縦断面(横から見た図)

平面図(真上から見た図)

第10回いい川・いい川づくりワークショップ

 1日目、「あらっ」と思いました。テーブル選考の際、高校の授業を思い出しました。

「苦手な授業が始まった・・・・」

 最初は、「今日は、読書感想文の発表の国語の授業だ。」と思って入りました。でも、大嫌いな数学・理科の教室に間違って入り込みました。
 自分なりに努力はしました。でも、途中で気づいて授業が解らず、イライラしてきました。

 「席を立つな。ガマン、ガマン・・・・」

 それで、眠くなり、あえなくダウン。

 でも、良かったと思っています。また、いつか、「倍返しするぞ!」というエネルギーがふつふつと湧いてきました。
 そもそも、東彼杵から4人、福岡から4人、茨木から2人、東京から1人、佐賀から3人、佐世保から2人、それと“山の神”が1人。まさに奇跡の人間ネットワーク!!!

 全員での集合写真。あの時の記憶は、私は、最後までしっかりと心に刻みます。
 あの瞬間、私の中では大会が終了していました。この5月からの急展開、ターニングポイント・・・皆様にも笑顔で理解してもらいました。
 間違った教室から這い上がる努力をしても、しようがない。
 「今後は、もっとしっかり、私がサポートしてあげる。よくやったよ。」
と、そんな風にアドバイスしてくれた女性が周りに2人いらっしゃいました。

 翌日の敗者復活戦。私は、遅刻しました。そして、クライマックスは、また、女性の方と涙ぐみながら話し、なぜか、最後まで会場にいたたまれず、早退しました。

 居眠りと、遅刻と、早引き。50年前の私の青春でした。

団長 池田健一