第2回 ”どきどき わくわく ちびっこ川の探検団” ~導入編~
今年度も津上ゼミでは、地元の「やまだこども園」のご協力を得て、年長クラスの子どもたちと“彼杵川”での川遊びを楽しむことができました。
今回は、導入部分の様子をご紹介します。
日時:令和元年8月8日(木) 10時~13時
場所:やまだこども園 ホール
参加者:年長クラスの園児、担任保育士2名、主幹教諭2名、未満児クラス担任保育士1名(活動中のサポートや、学生への事後指導をしてくださいました。)
1. 自己紹介
初めて出会う子どもたちを前に、緊張気味の学生たち。「元気に明るく自己紹介!」のつもりが、ドキドキして思うように声が出ず、なかなか練習通りには行きません。その雰囲気を感じて、いつもは元気な子どもたちもシ~ンと静まり返っています。
その空気を察した園長先生が、温かいお声掛けをしてくださいました。「去年に続いて交流できることが嬉しいです。」というお言葉に、私たちもホッとした気持ちになりました。
2. 手遊び ~♪さかながはねて♪~
「夏休みはどんなことをして遊んだかな?」という問いかけに、「プール!」「海!」「川に行った!」と元気な声が返ってきました。みんな、夏らしい色々な遊びを楽しんだんだね!「ところで…海や川にはどんな生き物がいたかな?」とさらに問いかけてみると、「さかな!」「カニ!」「サメ!」とたくさんの声が聞こえてきました。
「どんなお魚がいたかな?」と声をかけながら、 “さかながはねて~♪” の手遊びを子どもたちと一緒に楽しみます。
3. 手作りペープサート
お話の中に出てくる「ケンちゃん」は、どんな夏休みを過ごしたかな?
8月10日(土)の川遊びへの期待感を膨らませるため、お話から作ったペープサートを見てもらいました。活動前に“どきどき わくわく”のタネをまきます!
夏休み、おばあちゃんの家に遊びに行った「ケンちゃん」。おばあちゃんにアユのことを教えてもらったり、地元のお友だちに川の遊び方を教えてもらったり・・・
「ケンちゃんと友だちが一緒に川で遊んでいた“船”を、今日は皆で作ってみよう!」と、子どもたちに投げかけると、子どもたちの目がキラキラ輝いてきました。
4. 自分だけの“船”づくり
トレイやストロー、カップなどの廃材を使って、世界に一つの“自分だけの船”を作ります。「こんな形にしたい!」「あの色がかっこいいな~」と、子どもたちは自分のイメージを学生に伝え、学生はそれを受け止めながら、形になるようサポートしていきます。
可愛らしい船を作って、にっこにこの笑顔を見せる子。カップが開くような仕掛けを作って、得意げな表情を見せる子。軍艦のような船を作って、満足げな笑みを浮かべる子。どの子どもも、自分らしさをしっかり表現した船を作ってくれました。
5. まとめ
「どんなお船ができたかな?」・・・
「10日の川遊びでは、みんなでこのお船を浮かべてみようね!」
と楽しみを残し、この日の活動が終わりました。
6. 子どもたちの和太鼓披露
活動の後、私たちも園の給食を頂きました。調理スタッフの皆さん、おいしい給食をありがとうございました!
給食後、子どもたちが日ごろから取り組んでいる“和太鼓”を披露してくれました。
太鼓の力強い響きと、子どもたちの真剣な眼差しに、聞いている私たちも夢中になりました。
みんな、かっこよかったよ!ありがとう☆★
西九州大学短期大学部 津上ゼミ