「東彼杵の海の風景」

音琴の浜

静かな、小さな音琴の浜。
シュノーケルをつけて海に入る。初めて泳ぐ場所だけど、この海を熟知している池田さんと一緒なので大丈夫。
水面下をのぞいてみると、目に飛び込んできたのは魚の群れにウニや貝。
足が届くくらいの浅い場所なのに、こんなに生き物がたくさんいるなんて!
すぐに夢中になってフィンを動かすと、エイやハコフグ、カワハギなど、水族館でしか見たことのないような魚たちを次々に発見.そのたびにシュノーケルをくわえたまま,声にならない叫び声をあげる.
あぁ,なんて素晴らしい海!

彼杵川の河口

翌朝,彼杵川の河口に連れてきてもらった.
池田さんが活動を始めるきっかけとなった場所だという.
そこは,川が海につながっていることを間近に見ることができ,また大村湾が一望できる,大変美しい場所だった.
美しいと感じたのはおそらく,音琴の浜で海の中の美しさを既に見ていたことと,この風景を大切に思っている池田さんと一緒に訪れたからだと思う.
ここにきて,池田さんがずっと語ってこられたことが,すとんと腑に落ちたのだ.
この風景の素晴らしさを皆に知ってもらいたい,そして川と海との健全なつながりを再生させたい.その思いに共感した.

彼杵海水浴場

すぐそばに見えた彼杵海水浴場は,人気がなくひどく寂しげに見えた.
音琴の浜もそうだった.
音琴の集落は、私の祖父母の家(海が近く,夏休みは毎日のように海で泳いでいた)の風景に似ていて、初めて見たのになぜか懐かしい場所だった
私の小さな頃の海の体験は、今でも私の中にある。東彼杵の海も、地元の方々にとってそんな場所であってほしいと思った.

川の景観デザインアドバイザー
鶴田 舞

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