「千綿駅の歌を作る会」 どこへ進む?!

 二十歳の頃から、もう半世紀近く聴き続けています。「ミッドナイトスペシャル」。C.C.R.の曲です。私のライフスタイルのテーマソングです。

プリズナー(刑務所の囚人)が遠くから近づいてくる。真夜中の列車の光に向けて。
「どうか私にライト(光)をあててください。」・・・Shine a light on me・・・

 キリスト教の宗教観に裏付けされたアーシーなロックの名曲です。私は、落ち込みそうになった時、この曲をよく聴いています。
・・・Shine a light on me・・・
 よく口ずさみます。
・・・Let the midnight special Shine a light on me・・・

 アメリカには遠くていけませんが、この曲をずっと聴き続け、アメリカにはmusicで行けました。何度も。アメリカのことを全面的に好きではありませんが、日本とアメリカの違いはよく解ります。アメリカの良いところは「過去の失敗を日本みたいにウジウジ考えず、そこから立ち上がろうとすること」。(アメリカの悪いところは「至上主義を、他国に押し付けようとすること」。)
 「これをやると失敗する。どうしよう…」と、周りを気にしながら動くのが日本人。しかし、日本にも良いところはあります。それは、協調しながらチームで動く「和の心」。

 C.C.R.の「ミッドナイトスペシャル」。
カラッとした、閉じこもらない、どんな時でも“光”に向かって。

 これは、私の心のベースになっています。老人になった今でも。
他には、グラディス・ナイト&ピップスの「夜汽車よ ジョージアへ」。
大都会で疲れて落ち込みそうになった彼氏が、故郷のジョージアに帰る。「私も行くわ。夜汽車で。ジョージアへ」。この曲も名曲です。
 それに、大木トオルさんの「ミッドナイトトレイン」。
「ミッドナイトトレインに乗って 愛する彼女に会いに行こう。
お前の好きなミュージック聴かせよう。トレインに乗って会いに行こう。」

 今からでも、いつでもやり直せる。「さぁ、行こう。ミッドナイトトレインに乗って」・・・これが、アメリカの文化です。私は、アメリカに行こうとは思いません。彼らのライフスタイルの良いところだけ心にとめて、妻と2人で暮らしています。

 「千綿駅の歌の会」列車はスタートしました。どこへ行くのか楽しみです。しかし、ちょっと気になるのは、「おれの詞を」「私の詞を」…それが先行しがちなことです。
 そんなことは、どうでも良いことです。大村湾が豊かになり、スナメリさんが喜んでくれる。それが最優先だと考えています。人の利を先行すべきではない。想いやフレーズを受け止めてくれ、作詞をしてもらい、歌を歌ってもらう。プロのシンガーの方に、気持ちよく参加してもらう。その曲が駅のホームで流れる。ひとりで、時には家族で、ホームの端っこに腰かけて、幸せを噛みしめながら口ずさむ。

 皆さまも、遠くから来られた時には、千綿駅に座ってメッセージを作ってみませんか。
「汽車 汽車 シュッポ シュッポ」で始まる童謡もあります。
「二度とかえらぬ思い出のせて クラス友だち肩よせあえば」。舟木一夫さんの「修学旅行」です。
 古い話ですみませんが、今の若い人の歌はあまり知りませんので…。
 私はこれまで、汽車・トレインに向けて想いを述べました。皆様も是非、想いを述べてください。お時間があられる時には、是非、千綿駅にお寄りください。

 日本人の良いところは、チームで働く、動く、「和の心」「結の思想」です。このスピリットは、いつのまにか遠くなってしまったアメリカにもあります。あのケネディ大統領の歴史的なセリフ。

Ask not what your country can do for you
― Ask what you can do for your country
あなたのために国が何をしてくれるのかと問うのではなく
あなたの国のために 何ができるのか考えてください

 もし、シンガーの方に「あなたのネームを入れてよいですか、坂本君。」と問われたら、「どうぞ、お使いください。」と答える。そんなつつましさ、謙虚さが日本人だと思います。

 私の住む町に、良い夜汽車のウォッチングスポットがあります。「千綿駅」です。もう10年以上前に、夕陽を見に行き、駅のホームに腰かけていました。何故かずっといて暗くなってしまい、近くでパンと牛乳を買ってきて、夜遅くまで海の風と潮の香りの中、暗闇に見える列車の明かりを見続けていました。遠くの大村の方からガタゴトガタゴトと光が近づいてくる。シーサイドライナーの明るい車内から、人々が駅のホームに降りてこられる。そしてまた、1人、また一人とどこかへ別れてゆく。「どこへ行くのですか。」「誰かを待っておられるのですか。」…そんなことを考えてしまいます。列車の中の人々の顔も、暗闇の潮風の中、はっきりと見えます。「どんな暮らしをされているのか。」「どんな人が家で待たれているのか。」…

千綿駅に内カーブで近づいてくる夜汽車の光
外カーブで遠ざかる夜汽車の光
近づく 止まる 遠くへ 離れてゆく・・・・・

じっと見ていてみませんか。ホームの石段に座って。

 河川団の皆さんにも、個々にメッセージが浮かんできます。
「豊かな大村湾」を目指して、出来ることをやる。

Ask what you can do for your o-mura bay.

 大村湾を豊かにするために、出来る範囲で、できる時間を使い考えてみる。そんな良い「思い出の共有」のために、少し長くなりましたが、皆さんにメッセージを送ります。

団長 池田健一

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