9月6日 筑波大学ミーティング報告
9月6日、筑波大学のADS班で定例ミーティングを行いました。
議題は8月に行われた串側での遡上実験の振り返りと改善案についてです。
実験方法に関しては、
- 魚が実験装置の土嚢の陰に隠れたこと、網の下に隙間があったこと、河床と魚の色が似ていること等により、魚が見にくく、捕まえづらかった
- 捕獲時に逃げ出す可能性があった
といった課題が挙がり、これに対して、傾斜板下のいけすの下にブルーシートを敷き、ネットを挟み込んで囲うことで解決できないかといった意見が挙がりました。ブルーシートを敷くことによりいけす内の環境が変わってしまうことについては、慎重に考える必要がありそうです。
傾斜板の形状に関しては、
- 魚が休める場所を作ったほうが良い
- 「やな」のように、竹を束ねて作ってみる
- 板の角度を段階的にし、上部の角度を緩くして水の勢いを抑える
といった意見が出されました。
8月の現地訪問のまとめは、10月に再度訪問した際に発表できるよう、今後ミーティングを重ねていきます。