「ディスカバー農山漁村(むら)の宝」優秀賞受賞!

ディスカバー農山漁村(むら)の宝」とは

「強い農林水産業」、「美しく活力ある農山漁村」の実現のため、農山漁村の有するポテンシャルを引き出すことにより地域の活性化や所得向上に取り組んでいる優良な事例を選定し、全国への発信を通じて他地域への横展開を図るものです。(農林省HPより抜粋) 
 「彼杵おもしろ河川団」は、約460組の応募の中から優良事例に選定され、さらにその中から、優秀賞に選定されました!

取組概要

海の保全のための海・川・山それぞれの環境整備活動及び、事業の継承に向けた次世代育成

取組の具体的内容及び成果について

応募内容:「森・川・海をつなぐ環境保全の取り組み」 (原文)

2006年に海の環境整備として、ビーチクリーン作戦を開始し、その後川の環境整備で、生き物が元気になる活動としてアユ遡上改善のための魚道設置や水源涵養のためのドジョウ養殖、次世代育成のために、小学校での授業支援、水辺の遊び指導や幼児教育、水辺を題材とした歌や絵本の制作・普及などに取組みました。その後、地球温暖化と頻繁なゲリラ豪雨の為、遡上した魚が土砂で流された事を受け、土砂流出防止及び防災のためには「流域治水」が必須と考え、森林保全・竹林の整備を開始しました。各種活動については行政や企業、大学、小学校や幼稚園等、多様な関係者との連携を行っています。活動の継続のために、資金面、人材育成の2つの視点で取り組みを実施ししています。資金面は、伐り出した間伐材や、地域で処理に困っていた不要材を引き取り、薪の生産・販売の実施。そして竹林整備で収穫したタケノコの販売、竹チップ、竹パウダー、竹炭及び地元ラーメン屋連携してメンマ製品開発を行っています。薪については、現在東彼杵町から薪の乾燥場所の提供等の協力を受け事業規模も拡大し、地域で4名の雇用も行うまでに成長しました。人材育成については観光業や森林ボランティアに従事している若者、大学や河川コンサルタントなどの企業と連携し、団員として事業を体験してもらい、希望者は森林・竹林整備の団体を設立。立ち上げ時はおもしろ河川団でノウハウを提供し、収益は立ち上げた団体内で活用してもらうことで、持続可能な取り組み及び雇用を生み出します。昨年はカヤックによる観光業を営んでいた若者が「大村湾ブルー」という団体を設立。おもしろ河川団と連携して2.3haの森林及び竹林保全活動をスタートしました。今年度は新たに自衛隊OB(60代)が団体を設立し、竹林1haを整備予定です。これらの取り組みと並行して、今年は以前から改修を呼び掛けていた彼杵川勝野橋下流に設置された魚道(通称:第三の魚道)が改築決定。河川管理者である長崎県や工事業者とともに、改築方針や方法について協議が行われました。このように、海から川、川から山と徐々に整備活動を拡大しており、川単独から、森と川と海の全体を保全する取組み及び次世代への事業の継承事例としても、今後の活動モデルになると考えています。

投稿:柿原 ゆり

時系列に要約すると

① 海から活動をスタート
  1. 2006年よりビーチクリーン作戦を開始
  2. 海の環境保全を通じて、地域の自然と人のつながりを再発見
② 川を元気にしたい~川の生き物が元気に暮らせる環境づくりへ
  1. アユの遡上を助ける魚道の設置
  2. 水源涵養を目的としたドジョウ養殖
  3. 小学校での授業支援、水辺の遊び指導、幼児教育
  4. 水辺をテーマにした歌や絵本の制作・普及
    子どもたちが自然を好きになり、未来へつなぐ力を育てています。
③ 気候変動に向き合い、山へ

 近年の地球温暖化やゲリラ豪雨により、遡上した魚が土砂で流される問題が発生しました。
 原因は「上流の土砂流出」。 そこで私たちは、流域治水の観点から森林保全・竹林整備を開始しました。

④ 多様な仲間と力を合わせて

 行政、企業、大学、小学校、幼稚園など、地域の多様なパートナーと連携しながら活動を進めています。
  地域ぐるみで「森・川・海のつながり」を守る体制を築いています。

⑤ 持続可能な活動のために

 活動を続けるため、資金づくりと人材育成にも力を入れています。

⑥ 資金面の取り組み

 地域で処理に困っていた木材や間伐材を活用。
 薪事業は東彼杵町の協力を受けて規模が拡大し、 地域で4名の雇用を創出するまでに成長しました。

  1. 薪の生産・販売
  2. 竹林整備で収穫したタケノコの販売
  3. 竹チップ・竹パウダー・竹炭の製造
  4. 地元ラーメン店と連携したメンマ製品開発
⑦ 人材育成の取り組み

 観光業の若者、森林ボランティア、大学、河川コンサル企業などと連携し、 活動を体験したメンバーが新たな団体を立ち上げる仕組みを整えています。おもしろ河川団はノウハウを提供し、収益は新団体が自立的に活用。 地域に新たな雇用と循環を生み出しています。

  1. 昨年:若手カヤックガイドが「大村湾ブルー」を設立 → 2.3haの森林・竹林保全を開始
  2. 今年:自衛隊OBが新団体「ひびき里山保全舎」を設立 → 1haの竹林整備を予定
⑧ 魚道改築の前進

 長年要望してきた、彼杵川・勝野橋下流の「第三の魚道」がついに改築決定。 長崎県や工事業者と協議し、より良い川づくりに向けて動き出しました。

⑨ 海から 川、そして 山へ

 私たちの活動は、海から川、川から山へと広がり、 いまでは流域全体を守る環境保全モデルへと発展しています。 自然を守り、地域に仕事を生み、次世代へつなぐ。 この循環こそが、私たちの目指す未来です。

「ディスカバー農山漁村(むら)の宝」優秀賞受賞!”へ1件のコメント

  1. 池田健一 より:

    これまでの 20年間の 活動が 認められて 今回の 村の宝 アワード 受賞 になりました 関わってもらった 皆様の 全員のチームの 森 川海 を元気にする 1つのテーマを 皆さんと 一緒になって 面白おかしく 元気に 誰よりも真面目に 執念深く やってきた 受賞です

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA