第2回 ”どきどき わくわく ちびっこ川の探検団” ~川遊び編~

 今回は、8月10日(土)に行った、第2回“どきどき わくわく ちびっこ川の探検団”の様子をご紹介します。

日時:令和元年8月10日(土) 13時~14時
場所:彼杵川
参加者:やまだこども園 年長児16名、理事長先生、園長先生、主幹教諭2名、担任保育士2名、津上ゼミ11名
★当日は、「彼杵おもしろ河川団」顧問の中島さんがアドバイザーとして来てくださいました!暑い中、ありがとうございました!

1. 導入

 園の大きなバスに乗ってやってきてくれた子どもたち。手には、8日に一緒に作った船がしっかりと握られていました。手をつないで階段を降り、テントの下に荷物を置くと、「早く川に入りたい!」と言わんばかりの表情で川を見つめる子どもたちの姿がありました。

 学生1人と子ども2人でチームを作り、活動が始まります。

 まずは 「安全に」「楽しく」 遊ぶための大切なお約束から。

① チームの学生(先生)から離れないように遊ぼう!
② 友だちを押したりしない。
③ 飛び石の反対側には行かないようにしよう!
④ 水の中の生き物は、手ですくってお水から出してしまうと「苦しい!」って言うから、お水の中で仲良く遊ぼう!

2. 川に入ろう!
ライフジャケットを着て、お兄さん・お姉さん・お友だちと一緒に川に入ります。

 恐る恐る、ゆっくりと歩く子。
楽しそうにジャブジャブと勇敢に水の中に入っていく子。
川に入った途端、顔をつけて泳ぎ始める子。

 いろいろな様子を見せる子どもたちと一緒に、しばらくの間、子どもの興味を持ったもの、子どもがやりたいことを大切にしながら自由に遊びました。

~ 休憩 ~
熱中症にならないよう、しっかり水分補給を行います。

3. 学生手作りの玩具で遊ぼう!

 今年のテーマは・・・
“川の遊園地で遊ぼう!”
子どもたちが楽しく遊べるような玩具を、廃材を使って学生が手作りしました。

 ペットボトルを水にぷかぷか浮かべて、ホースのわっかで輪投げ♪ペットボトルが動くので難しいですが、子どもたちは真剣に狙っています。

4. アドバイザー“中島先生”によるエビ採り教室
おもしろ河川団顧問の中島さんが、小さな網を持って
「よ~し、エビの採り方を教えるぞ~」
と声をかけると、子どもたちは、目を輝かせながら集まります。岩や草の中で網をコソコソと動かすと、小さなエビが網の中に入っていました。

「先生、見て~!」と嬉しそうに網の中を見せてくれる子どもたち。キラキラした表情が素敵です♪

~休憩~

5. 水の流れを感じてみよう!
休憩後、8日に一緒に製作した、世界に一つの自分だけの船を持って水の中へ。
先生の声に合わせて一斉に手を離すと、自分たちの船がぷかぷかと流れていきます。小さなプールの中では感じられない水の流れを、子どもたちなりに感じたようです。

 その後、子どもたちは、中島さんのご指導で下流の方に足を向け、ぷか~んと浮いて自分の身体で水の流れを体感しました。初めは怖くて、なかなか思うようにいかなかった子どもも、先生や学生に支えられながら何度かやってみると、すっかり水とお友だちになったようです。

 気持ちよさそうに流れていきます♪
水の流れがあること、上から下に流れていくこと。
こうやって、川のことをまた一つ知ることができたようです。

6. まとめ
「そろそろ上がりましょう」と声をかけると、
「え~もっと~」
「まだ、遊びたい~」
と、子どもた

ちから聞こえてきます。とても楽しく、夢中になったようですね♪

「楽しかった!」「生き物がいた!」「気持ちよかった!」
と川遊びの感想を聞かせてくれた子どもたちに、しっかりお約束を守ってくれたことへのご褒美も兼ねて、「ありがとう」の気持ちを込めたプレゼントを渡しました。お魚メダル!!

「生き物と仲良くしてね」
「また川に遊びに来てね」
「今日のことをお家でも話してみてね」と、学生からのメッセージを伝えてお別れをしました。

 今年も、多くの方々のご協力のもと、「どきどき わくわく ちびっこ川の探検団」(やまだこども園との川遊び)を行うことができました。ご協力くださった、園の先生方、子どもたち、貴重なアドバイスをくださった池田団長、当日ご指導くださいました中島さんをはじめ、サポートしてくださった「彼杵おもしろ河川団」の皆様、本当にありがとうございました。
また、豊かな自然を守ってくださっている地域の方々、子どもたちの環境学習の場となっている彼杵川の川辺の清掃や草刈りをしてくださっている皆様にも心から感謝いたします。

西九州大学短期大学部 津上ゼミ

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