彼杵おもしろ河川団長のつくば遠征①-筑波大学、ダイビングプールでのシュノーケル及びダイビングの講習-

 5月25日から28日まで筑波大学に招かれて4日間行ってきました。川系男子の坂本君と4日間にわたり同行し、お互いの意見を出し合い、それぞれのレポートを出しましょうとのことで今後私は各項目に分けて報告いたします。

  1. 筑波大学、ダイビングプールでのシュノーケル及びダイビングの講習
  2. ミスターイエローブルースの大木トオルさんのセラピードッグのお話しと「スタンド・バイ・ミー」の歌唱披露
  3. 国立研究開発法人土木研究所河川生態チームのスタッフの若き女性人との出会い(大寄さん:カミツキガメ)、(鶴田さん:ムーブメントのコツ)
  4. 土浦の川魚漁師の「ドジョウの話」
  5. 印旛沼のカミツキガメの話「シュノーケル小僧養成講座人間ジャイロパスについて」

今回は①シュノーケルのレポートです。
10年以上前に通い続けた彼杵川汽水域で両目が真っ白に濁った「目くらボラ」に対面し、「川が汚れてきた汚染のために目がつぶれたボラ」と勘違いしまして、少しでも彼らにいい環境をと思い、「彼杵海水浴場を復活させる会」をみなさまとスタートし、月日を経て、それが筑波大学でのシュノーケル教室になり、若き「白川ゼミチーム」にシュノーケルをと相成りました。

※目くらボラについてはウェブ担当の五十嵐様へお聞き下さい。

 白川チームの中ではやはり、一番さまになっていたのは白川先生でしたが、あとで坂本君が撮影したその時の動画をカミさんを二人でみました。カミさんにこの2人、私と白川先生の動きが明らかに違うよと言われ、じっくり見ました。やはり短い動画できしたが、67歳の私の動きがカミさんが数段上手といい、意味が分かりましたので今後まだ筑波に出かけて白川先生と学生さんのレクチャーを続けたいと思います。

 テーマは水面を移動する時は体をしなやかなムチのようにそこで移動しながら水面下の目標点を決める、そしたら1,2,3のリズムで頭を水面に向け、腰をガクッと折り、今度は足を天に向け、一本の棒になり、スーッと入り込むジャックナイフです。床についたらなるべく、その位置で体を水平にして生き物を観察する。

     

 それは技術的な訓練ですが、平成9年の河川法の河川環境を論ずるなら、河川の生き物の暮らしぶりを自分の目で体で、彼らと同じ目線でしっかり見て下さい。そのための講義です。遊びの中から自然を学ぶ「シュノーケル小僧」の要請講座です。
 シュノーケルとダイビングのポイントは「観察」、全体のロケーションの動きの中から水中に入っても水中で生き物と対面してもそして息が切れて水面に浮上しても、息を吸う時も目は全体の中の目標地点からどんな時も離さない事、そのポイントは白川先生に伝えましたので学生さんは私の弟子である先生に聞いて下さい。

         

  最後に伝えるのは若き白川ゼミの学生さん、そしてそれをまた伝えるのは、あなたとあなた方の家庭を持った時の子供さんです。なぜ、目で全体の位置を確認し、目標地点を見続けるように、それは、「全体の中の自分の位置確認です。」
 それは川や海の中で安全に遊べるように川や海は流れを伴います。だから観察地点は一点に固定し、体は水平、垂直、回転しても常に目を離さない、「ジャイロコンパス」それは安全リスク管理の指針です。修練を重ねないと自然の中ではプールと違い、いつどんなことが起こるか分かりませんので、常に自分は川や海の中のどんな地点にいるのか、自分で理解しないと河や海は常にゆるやかな流れ、時には激しい流れが発生します。それだけは今後身に着けて下さい。きっとあとで何か役に立ちます。以上「シュノーケル小僧養成講座」人間ジャイロコンパスの話です。

 

②、③、④、⑤はまた今度。

(彼杵おもしろ河川団 団長   池田 健一)

カヌーやシュノーケリングや釣りの遊びについて

 「彼杵おもしろ河川団」の目的や方針、目標、生い立ちなど、少しうざったらしくなりました。もっと効率的に伝えるには、「水辺の150807_01中で楽しく遊びながら」その方がきっとわかりやすいと思います。
 年を重ねると、社会経験が「遊び」を邪魔します。体力的にも精神的にも童心に返って遊ぶのは、なかなか難しいもの。でも、世に伝わるのは、一番が「楽しさ」。そこから広がると思うのです。
 考えてみると、その「楽しさの伝播」の伝わりが思わぬ成果をあげています。いつの時代も、理性より感性、感動が世に問いかけてくれます。

 以下そのレポートです。
 「子どもたちが川で、海であそばなくなった。」それをなんとかせねば、と余計なお世話で盛り上がったのが、国交省の中島さん。今年の夏、東彼杵町音琴郷の宿舎の海辺で、ご家族を連れて3回にわたり、カヌーに乗り、シュノーケリングで海に入り、キスを釣って、夜はバーベキュー。なぜかエキサイトされて、全員、童心に返っておられました。

 「人と川」というゼミのテーマで東彼杵町に来られた、筑波大学の白川准教授。
 「なぜ川の先住民、アユやフナやオイカワを入れないのですか。先人に対して失礼でしょう。」と問いました。
 すると、茨城から海水パンツをはかれ、飛行機に乗られ、初めてなのにウェットスーツと水メガネで「ざぶん」と川に入り、震えながらも笑顔の白川准教授に感服しました。

 2年前になりますが、突然、白川ゼミチームの若い学生さん3人が茨城から来町され、虫とり網と虫かごとカメラ持参で、水辺の遊びに取組み、里山の環境に惚れ込み、「東彼杵の夏休み」という曲を製作しました。彼らは学生さんなのに、お金を出し合い、PV(動画)まで製作したのです。
 彼らはやはりすごい。金銭面、時間のやりくりや作詞・作曲・スタジオの手配からCD作成にかかるジャケットのデザインまで見事でした。その感動は彼杵小学校の子どもたちに確かに伝わりました。

 もうひとつは、私の大学のゼミの恩師です。奥さんと息子さん、娘さん2人、小学生3人、中学生1人の9名。先生は足元も覚束無いながらカヌーに乗って、キス釣りに挑まれ、息子さんと娘さんは川辺でシュノーケリング。
 ワイワイガヤガヤと水辺での遊びの中では、年齢も過去の経験も肩書きも棚上げ。子ども達から「じじい、しっかりしろ。ちゃんと魚釣ってよ、キスを釣ってよ」とこちらも泊まりがけで夏の海辺の風景や楽しい思い出を刻まれました。

 公益財団法人「日本釣振興会の五十嵐さんの新たなる参画がありました。彼の参加もまた広がりをみせるでしょう。
 今まで10年間、活動に関与させていただきましたが、そこではっきりとわかったこと、それは、川辺や海辺の遊びは確実に人と人を繋いでくれます。大人になっても老人になっても、水辺や風景は私たちを誘ってくれます。少年少女の頃の好奇心溢れる過ぎ去った記憶に帰してくれます。私たちを輝いた時代に。それが「水辺の不思議な伝播力です。