鮎の遡上実験に参加して

 私たちは、「幼児期の自然体験」をテーマに卒業課題研究に取り組んでおり、特に、川を生かしながら子どもたちとどのようにかかわることができるのかを探求しています。今回は、夏に実施予定の「川遊び」イベントについて現場を見ながら考え、企画のヒントを得られたらと思い活動に参加させていただきました。
 午前中、彼杵川の視察を行い、子どもたちの川遊びをイメージしながら、安全な場所や川の様子を確認しました。また、彼杵川に生息する生き物について、河川団の皆さんに詳しくお聞きすることができました。この日は、あいにくのお天気で水かさも増していましたが、天候によって気を付けなければならないことも変わるため、改めて安全に活動するためには何が必要なのかを考える機会となりました。

 午後は、串川で行われた、鮎の遡上実験に参加させていただきました。私たちは、鮎の遡上実験の準備をするグループと、鮎のハミ跡を調査するグループに分かれて作業しました。
 鮎のハミ跡調査は、傾斜板が設置してある上流の川に入って行いました。ハミ跡とは、鮎が川底の岩石についたケイ藻類を食い取った跡のことで、手のひらより大きめのツルツルとした石に跡がついていることが多いと教えて頂きました。実際のハミ跡を見せてもらうと、タラコのような形をした黒っぽい跡がついていました。私たちも実際に川に入り探してみましたが、今回の調査では、ハミ跡を見つけることができませんでした。
 

 ハミ跡は見つけることができませんでしたが、「なんか動いている!」「何これ?」と不思議なものを発見!川と生き物のプロ、荒巻さんにお尋ねすると、ヨシノボリの孵化する前の卵だということを教えていただきました。初めて見た私たちは大興奮。これから一緒に活動する子どもたちと、このような感動や興奮を共に味わえるといいな・・・そんな気持ちになりました。
 

 これから夏に向けて、子どもたちと楽しめるような川遊び〝わくわく どきどき ちびっこ川の探検団” の企画を筑波大学の皆さんと協力しながら考えていきたいと思います。

西九州大学短期大学部 江口、輪内

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