串川遡上実験実施

 串川に設置した傾斜板の効果を検証しました。

1. 日時:2017年8月19日(土曜日)天候 晴れ

2. 場所:長崎県東彼杵郡串川

3. 目的
・鮎のはみ跡調査(傾斜板の上流と下流)
・傾斜板の効果を調査(魚の遡上が可能であるか)

4. 参加者
・白川准教授 及び白川ゼミスタッフ7名 合計16人
 池田団長、坂本顧問、中島事務局長、吉永氏、荒巻氏、坂本氏、和田氏、五十嵐
・協力 田中建設

5. 調査内容

<鮎のはみ跡調査(傾斜板の上流と下流)>

 AM9時、串川に傾斜板を設置した箇所にメンバーが集合し鮎の遡上の調査を行いました。
 前回の調査時には鮎の姿はありませんでした。荒巻氏が早朝より下流側から投網を入れて魚の調査を行いました。

 オイカワやヨシノボリは生息していましたが鮎は網に入りません。串川にもう鮎は上らないのかと心配でしたが川底の大きな岩を調べてみると・・。

 いるいる。鮎のはみ跡を発見!。岩についた苔を大きな鮎が食べた痕が残っていました。
 上流側も調べましたが残念ながらはみ跡は発見できませんでした。

<傾斜板の効果を調査(魚の遡上が可能であるか)>

 白川ゼミスタッフにより傾斜板の検証が行われました。傾斜板の下流側に放流した魚が上流に登ったか否かを調査します。

 スタッフが事前に制作した網を傾斜板の周囲に設置しました。

 この中に投網で捕らえた魚やウナギを放流しました。スタッフが放流した数をカウントしておきます。

 土手のテントの上から魚の遡上を監視します。また夜間はビデオを使ってその他の生き物の遡上を調べます。

 準備を終えて夕方の満潮時に鮎が傾斜板の下流に姿を現わしました。20cmを超える大きな鮎が数匹苔を食べています。(土手からの撮影につき光が反射し見にくいですがご了承ください) 当日のレポートは後日掲載いたします。



参加の皆様お疲れ様でした。

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