小学校統廃合記念

 「東彼杵なつやすみ」は、大楠小学校と音琴小学校が廃校になり彼杵小学校へと統合される。その記念として製作しました。また、作詞、作曲、編曲のすべてを彼杵おもしろ河川団のメンバーである筑波大学白川研究室の学生が担当しました(以下に経緯を記します)。

〈製作の経緯〉
◆2015年5月:
 東彼杵町訪問時に住民等の関係者より,学校統合記念,もしくは東彼杵町のまちおこしの為の曲づくりの依頼を受ける
◆2015年6月:
 坂本(筑波大学白川研)が作詞
◆2015年6月:
 向田(筑波大学白川研)が作曲
◆2015年8月:
 坂本、向田、小沼(筑波大学白川研)が東彼杵に赴きPV映像を撮影(撮影協力:彼杵おもしろ河川団,東彼杵清流会、東彼杵町役場)
◆2015年9月:
 向田(筑波大学白川研)がバンドverを収録
◆2015年9月:
 有木(筑波大学白川研)が編集
◆2015年10月:
 筑波大学アカペラサークルの協力の元,合唱verを収録
◆2015年10月:
 有木(筑波大学白川研)が合唱verを編曲
◆2015年11月:
 坂本,鴨志田(筑波大学白川研)がPV及びジャケットを作成
◆2015年11月:
 研究室有志の出資によりCD制作(初回盤200枚)
◆2015年11月:
 制作関係者よりCD初回盤を学校及や町役場に寄贈


アウトドアの真骨頂「キャンプ」の楽しみ

 
 東彼杵町には、長崎自動車道のそのぎインターからすぐのところに、安全で親しみやすい里山や、水辺のロケーションに恵まれた絶好のフィールドが広がっています。

 例えば小さな川で、流量の少ない「彼杵川汽水域」は「少年少女カヌー大会」を開くのにベストな川ですし、川が流れ込む大村湾も、波静かで穏やかな優しい海です。
 安全で自然に恵まれた大村湾は、天候の良い日は家族で沿岸に沿って「親子カヌーツーリング」も楽しめます。キス釣り大会やテント合宿なども、少し休みが取れたら、いろんな遊びが皆さんで楽しめる絶好地です。東彼杵に、「こんな宝の地があったのか」と、皆さんにうなずいていただけるように私達は活動を続けています。

カヌーやシュノーケリングや釣りの遊びについて

 「彼杵おもしろ河川団」の目的や方針、目標、生い立ちなど、少しうざったらしくなりました。もっと効率的に伝えるには、「水辺の150807_01中で楽しく遊びながら」その方がきっとわかりやすいと思います。
 年を重ねると、社会経験が「遊び」を邪魔します。体力的にも精神的にも童心に返って遊ぶのは、なかなか難しいもの。でも、世に伝わるのは、一番が「楽しさ」。そこから広がると思うのです。
 考えてみると、その「楽しさの伝播」の伝わりが思わぬ成果をあげています。いつの時代も、理性より感性、感動が世に問いかけてくれます。

 以下そのレポートです。
 「子どもたちが川で、海であそばなくなった。」それをなんとかせねば、と余計なお世話で盛り上がったのが、国交省の中島さん。今年の夏、東彼杵町音琴郷の宿舎の海辺で、ご家族を連れて3回にわたり、カヌーに乗り、シュノーケリングで海に入り、キスを釣って、夜はバーベキュー。なぜかエキサイトされて、全員、童心に返っておられました。

 「人と川」というゼミのテーマで東彼杵町に来られた、筑波大学の白川准教授。
 「なぜ川の先住民、アユやフナやオイカワを入れないのですか。先人に対して失礼でしょう。」と問いました。
 すると、茨城から海水パンツをはかれ、飛行機に乗られ、初めてなのにウェットスーツと水メガネで「ざぶん」と川に入り、震えながらも笑顔の白川准教授に感服しました。

 2年前になりますが、突然、白川ゼミチームの若い学生さん3人が茨城から来町され、虫とり網と虫かごとカメラ持参で、水辺の遊びに取組み、里山の環境に惚れ込み、「東彼杵の夏休み」という曲を製作しました。彼らは学生さんなのに、お金を出し合い、PV(動画)まで製作したのです。
 彼らはやはりすごい。金銭面、時間のやりくりや作詞・作曲・スタジオの手配からCD作成にかかるジャケットのデザインまで見事でした。その感動は彼杵小学校の子どもたちに確かに伝わりました。

 もうひとつは、私の大学のゼミの恩師です。奥さんと息子さん、娘さん2人、小学生3人、中学生1人の9名。先生は足元も覚束無いながらカヌーに乗って、キス釣りに挑まれ、息子さんと娘さんは川辺でシュノーケリング。
 ワイワイガヤガヤと水辺での遊びの中では、年齢も過去の経験も肩書きも棚上げ。子ども達から「じじい、しっかりしろ。ちゃんと魚釣ってよ、キスを釣ってよ」とこちらも泊まりがけで夏の海辺の風景や楽しい思い出を刻まれました。

 公益財団法人「日本釣振興会の五十嵐さんの新たなる参画がありました。彼の参加もまた広がりをみせるでしょう。
 今まで10年間、活動に関与させていただきましたが、そこではっきりとわかったこと、それは、川辺や海辺の遊びは確実に人と人を繋いでくれます。大人になっても老人になっても、水辺や風景は私たちを誘ってくれます。少年少女の頃の好奇心溢れる過ぎ去った記憶に帰してくれます。私たちを輝いた時代に。それが「水辺の不思議な伝播力です。

最近また新しい方との出会いがありました。

○北九州の遠賀郡出身、子どもの頃から50を過ぎた今も、海と川釣りに、アウトドアに明け暮れ、釣りの道具のメーカに勤められ日本の釣り振興と漁族の保護のためのボランティア活動。奥様と共に写真も楽しむ。

~「釣りバカ少年」、五十嵐さん~

○都会からUターンされ、地元の役場に勤められ、「子どもの頃は海でサザエを採り、魚を釣って、海岸で焼いて食べてたよー」とそんな少年の頃の思い出を嬉々として話されていた。きっとUターンの原動力はそこにあると感じました。
~私のスモーキングパートナー高月さん(役場職員)~

 これから、和田さん、柿原さん、荒巻さん、宮川さん、林さん、後城さん、吉永さん、立山さん、江崎さん、高島さん、それぞれの他者紹介を当方も続けますし、今後皆様からのレポートをお待ちしています。
子どもの頃の「思い出探しの旅」はどこが終着駅なのか、どこに進むのか今はわかりません。
「その答えは風の中」
いつも風に舞っています。

これからは、「彼杵おもしろ河川団」生き物でつながるもスタートします

○50年前に、諫早に住んでいた。その頃は大村湾の海でアサリやはまぐりがワンサカ取れた。そんな豊かな川や海へ、「彼杵の川にアユ、大村湾にスナメリ」その言葉に担ぎ出されて見事にペテンにかけられました。
~「当方の大学のゼミの坂本先生」(今はめだかの学校を直方でされています)~

○子どもの頃、佐賀の嬉野で学校から帰ると目の前の川へ、それが彼の「夏休みの学校」、今も子どもたちに、川遊び、さわ登り、魚釣りを伝えられています。
~私のパートナー、意見をとことん交わします。国交省のあゆ好き職員中島さん~

○筑波大学の「川と人」のゼミには「川の生き物を入れない」と伝えると11月の寒さの中、ウェットスーツと水中メガネをつけて初めて入られ、「川の生き物は、何か見つかりましたか」と問いかけると、「いや何も」「何ばしよっとですか、これから訓練を重ねてください」「はい」とブルブル震えながら楽しそうな笑顔が印象的でした。
~柔らかな頭のつくば大学の先生白川さん~

○直方の少年時代は、夏になれば、麦わら帽子と虫取り網、昆虫少年。今は全国の川を120カ所を廻られ、大学生のみなさんとのネットワークを作られている、真面目で面白いことを伝えられています。老人(アナログ)、若者(デジタル)の考え方の境界線、その混じり方、当方にとっての汽水域です。
~若者代表の川系男子坂本くん(筑波大学生)~

「地元彼杵川の汽水域は、海と川と人との合流地点」

 もう40年、目の前の海と川に、シュノーケリング(素もぐり)で通い続けています。
 波静かな琴の海(大村湾)は、琵琶湖の半分の面積、日本海や太平洋に比べると、大きさで言えばプールと洗面器いやサカヅキ位かな、ちっぽけな開錯性海域です。他の海、セブ島や沖縄のダイナミックで真っ青な美しい有名スポットには行った事はありません。長崎の他の海もほとんど・・・。もう1,000回以上同じ海に通い続けています。

 なぜ? たまたま近くにあったから。
 それと、海や川に暮らしている生き物の暮らしぶりに惹かれたからです。

 こちらに移り住んで27年、その大村湾の中でも、1番のお気に入
りは彼杵川と大村湾、川と海の合流地点、汽水域です。川の水(真水)との海の水(塩水)が交じり合う汽水域は、生き物の暮らしぶりの「海と川のテーマパーク」
 波静かな大村湾では、塩水(重たい)真水(軽い)の境界線が、汽水域でははっきり目で見ることができます。一度、あなたも水中メガネをつけて海に入ってみませんか。いろんなことを感じると思います。境界線の下の方には、チヌやスズキやワタリガニ、上の方にはフナやオイカワが共生しながら暮らしています。
「川と海と生き物の観察テーマパーク」です。
 40年、1000回以上同じことを続けていると、皆様より少しは物の見方が違ってきます。40年通い続けて汽水域の様子が何かおかしい、あの頃の豊かな生き物の元気だったころと、何か違うと考えるようになりました。ふとしたことで、地元、彼杵川にアユが30年ぶりに戻ってくるムーブメントに参加させていただき、海や川の専門家や研究者、国や県や地元の行政の方々にお会いできるチャンスに恵まれ、そこから「なぜ海や川の様子が変わったの」その疑問点を少しでも解決しようと、好奇心に溢れた昔の少年少女が集結し、「彼杵おもしろ河川団」が4年前にスタートしました。目指すは、「アユ遡上大作戦」、「ドジョウ、しじみ大作戦」「大村湾に元気なスナメリ大作戦」を少しずつ、少しずつ広げて行きます。